邦ロック好きの2人が運営する音楽ウェブマガジン

メロリアン

RADWIMPS 米津玄師

RADWIMPSと米津玄師が売れたのは変化ではなく進化したから

投稿日:


(出典:togetter

2019年現在、最も売れているアーティストは誰なのかとふと考えてみた。

RADWIMPSと米津玄師。
もちろん他にも多数候補はいるし異論もあるだろうが、私の頭の中で瞬時に出てきたのがこの2アーティスト。

ミスチルやスピッツなどの大御所アーティストは、今売れてるというよりも昔からの根強いファンが人気を支えてるというイメージ。

このRADWIMPSと米津玄師がこれ程世間が認知する程売れた進化の過程に少なからず共通部分も感じたので、今回はこの2アーティストに焦点をあてて書いていきたいと思う。

RADWIMPSの進化

私がRADWIMPSを本格的に聴き始めたのは、2006年にリリースされた3枚目のアルバムくらいから。

その頃はまだ世間での認知度は薄かったが、コアな音楽ファンや楽器に携わる人からは絶大な人気があった。

私が大学の軽音楽部に入部した時、新入部員の自己紹介的なものが行われ、好きなアーティストを全員が答えた。
私の自己紹介は30人程いた新入部員の中でも2番目ととても早く、好きなアーティストはRADWIMPSだと答えると周囲がざわついたのが目にとれる程分かった。

結果半分以上の新入部員がRADWIMPSと答えていた。異常なwimper率。今となっては珍しくない回答結果かもしれないが、10年以上前でのこの解答率はかなりレアなケースだと思う。

なので私の中では世間からもかなり認知されているアーティストだと思ってたんだけど、実際はそうではなかった。

それもそのはず。
当時はファンクラブもなければ、メディアへの出演もほとんどない。有名なドラマや映画に曲が使われてるわけでもなければ、アルバムでのリリースが中心でシングルのリリースもあまりない。

つまりは、世間へのPRをほとんど行わないアーティストだったのだ。近年の活動内容とはまるで違う。

一番の進化は歌詞。

昔の洋次郎がかく歌詞は、恋愛泥酔者のポエムのような一人の女性を想いすぎて頭がおかしくなったような内容。全曲が恋文。

ベタな恋愛ソングのありふれた歌詞ではなく、その取り繕わない痛々しい歌詞に胸を打たれた。

それが某映画のオファー曲などでオファー内容に合わせた歌詞作りをするようになり、しまいにはHINOMARUのような国民のことを想った愛国ソングをリリースする始末。あなた一人と他全人類を天秤にかけても迷わずあなたを救うと言っていた当時とは真逆の内容。しかし、こと万人受けを狙うならこのような歌詞の方が適切なのだろう。

最初は変わった。変わった。とギャーギャー騒いでいた私だが、こと売れるということに標準を当てると、このような変化という名の進化は必要だったのだ。

米津玄師の進化

私が米津玄師の入り口を開いたのは2016年後期なのでそんなに早い方ではない。しかしその入り口を開いた当時でも世間の認知度で言えばかなり薄かったと記憶している。

それからどハマりし、ニコニコ動画などにボカロのオリジナル楽曲を投稿していたハチ時代の頃も含め私なりに色々調べた。

音楽作りの全てを1人でやってる天才。
そして表舞台にほとんど姿を現さない人見知り。

これが私が米津玄師を知って調べた時の印象。

そもそも知ったのが遅かったというのもあるが、そこからの進化のスピードがとにかくすごかった。

色んな人と関わった音楽作りをするようになったり、MVにも積極的に出演するようになったり、ライブも定期的に行うようになったり、まるで人が変わったかのように急速に進化していった。

東京ドラマアウォード2018の授賞式にて、その場で撮影された米津玄師の写真や映像を一切使用してはいけないという内容から、ビジュアルに自信がないなら出てくるなと発言した記者の炎上事件を覚えるだろうか?

まだにわかだった私でさえ怒りを覚えた発言だったので、公の場に全く姿を出さない頃から米津玄師を知る人は相当怒りを覚えた発言だったことだろう。

それ程公の場に姿をみせないアーティストだったのだ。

Twitterに自撮りの写真を多数UPしているのにも今だに違和感を感じるファンは多いことだろう。

紅白の出演も正直辞退すると思ってし、この米津玄師を知ってからの進化のスピードは本当ついていくのがやっとだった。

 

最後に

RADWIMPSに関しても米津玄師に関しても、色んな人達と関わった音楽作りをするようになったり、公の場に多く姿を現すようになったりと、周囲の人との関わりを増やしたことが、結果として売れた要因に繋がったわけだ。

賛否両論あるだろうが、ここまで世間に認知される日本を代表するアーティストになった結果が出てるのだから、これは変化ではなく進化したと捉えるのが正しいだろう。

まぁこの結果は元々の実力や才能が伴っていたからこそに違いはないけど。

昔の方がよかったって、アーティストだけじゃなく様々な場面で聞く言葉だけど、時代の変化や周囲の要望に応じて変わる事は決して悪いことじゃなく、むしろ必要なんだと近年思い始めた。

そしてそこに結果が伴うと、人は変化ではなく進化と呼ぶのだと。

とまぁたまには真面目な文面で締めたいと思う。

-RADWIMPS, 米津玄師

Copyright© メロリアン , 2019 All Rights Reserved.