(出典:NextEnglish)
話題沸騰中の高校生シンガーソングライター、崎山蒼志(さきやまそうし)。
彼が手がける初の音源、五月雨(さみだれ)、夏至(げし)二曲のMVが先日公開となった。
そして、この二曲の音源も配信がスタート。
崎山蒼志に注目が集まったのは、AbemaTV「日村がゆく」に出演した際の演奏。
それからの勢いはすさまじく、メディアでも多くとりあげられ、2018年はKOYABU SONIC 2018を初め多くの有名フェスへの出演も決定している。
今回はそんな話題がやまない崎山蒼志について書き綴っていきたいと思う。
目次
五月雨と夏至
(出典:崎山蒼志「五月雨」(MV))
崎山蒼志といえば「五月雨」という印象をおもちの方が多いだろう。
私も彼を知ったのはこの曲。
彼が私のYouTubeのあなたへのオススメで出てきたのが今年の5月頃。それが崎山蒼志との出会いだった。
最初は何度かスルーした。
その見かけの若さと何となくパッとしない風貌からそのメガネの少年を避けていたのだ。
しかし、何度もオススメに出てくるので期待値も薄い中聴いてみることに。
衝撃だった。
学校のさえないクラスメイトが、音楽の時間にプロ級のピアノを演奏したような、そんな感じ。
最初は私の中で何となくクリープハイプと重なる感じがあったが、聴けば聴く程唯一無二。
崎山蒼志という名の新しいジャンルに出会った。気分はそんな感じだ。
(出典:崎山蒼志「夏至」(MV))
もう一つの夏至がこれ。
五月雨の黒背景に白文字に対して白背景に黒文字。
曲に関してもアップテンポの五月雨に対してスローテンポ。眠る前に聴きたい、そんな一曲。
二つとも歌詞のみで構成されたMVに仕上がっており、これが15歳の音源かよと本当驚かされる。
崎山蒼志はどれ程天才なのか
若き天才現る。的な売り出し方はよく目にする。
崎山蒼志もその一人だ。
私は中学時代趣味でギターをしており、一曲だけだがオリジナル曲も作った。コードが4つしかない単調な曲。
だからオリジナルが300曲を超える彼のすごさは正直私のものさしでは図れない。
天才天才と周囲が騒いでいるが、「崎山蒼志のすごさを具体的に記述しなさい」という問題があれば私は合格点をとれる自信がない。
将棋のルールは分かるが、実際に対局を見ても藤井聡太がどれ程すごいのか図れないような感じ。
でも素人ながらに崎山蒼志をすごいと感じたのは、実際に彼の曲をカバーしてYouTubeにあげている映像をいくつか見た時だ。
どれだけ上手にカバーしていても、やはり原曲に支持がいくのは揺ぎ無い事実である。
しかし、こっちの方が好き。原曲よりいい。的な意見は少数だが存在するし、実際に私もそう感じた事例はいくつかある。
だが、崎山蒼志の曲に至ってはそれが全くない。ないというかカバーという名の別の曲に聴こえる。
これはいかに彼が難易度の高い演奏をしているかの裏づけになるのではないかと私は考える。
崎山蒼志のバンド「KID’S A」活動休止からソロメインへ
以前は3人組ロックバンドKID’S A(キッズエー)のギターヴォーカルとして活動していた崎山蒼志。
音楽教室で知り合い2013年に結成されたこのバンドだが、2018年7月1日に行われたライブを最後に活動休止となった。
方向性としては、これからソロの活動をメインに行っていくようだ。
事務所などはまだ決まっていないようだが、これだけ注目を集めている彼ならおそらくひっぱりだこ状態だろう。
これからもシンガーソングライター崎山蒼志から目が離せない。