(出典:ナタリー)
6月6日にリリースされたカタルシスト。
フジテレビ系サッカー中継のテーマソングに起用されたこともあり、注目を集めましたね。
しかし、そのカップリングであるHINOMARU(日の丸)の方が世間を騒がせています。
amazonの音楽配信サービスでランキング一位を獲ったくらいですからね。
賛否両論あるでしょうが、RADWIMPSの曲にここまで批判の声が集まったのは初。
今回はそのあたりも含めて書いていこうと思います。
目次
カタルシストについて
(出典:カタルシスト RADWIMPS MV)
本題のHINOMARUに入る前にこの曲の感想を少しだけ。
この曲を最初に聴いたのはラジオ。
RADWIMPSの新曲ということで期待十分で聴きました。サッカー中継のテーマソングだと知ったのはそれより後の話。
なんかこういった曲調というか歌い方から入る曲をシングルにもってくるなんて珍しいなと思って少しにやけてしまいました。
なので、なんだこの歌いだしは?RAP?これRADWIMPSの曲だよね?と少し動揺された方もいるんじゃないでしょうか。
まあ多くはないけどたまに作りはるよね、こういう感じの曲。
そしてイントロとサビで曲のイメージが全く違うこの感じ。
イントロでなんだこの曲?と思わせておいてサビであ!いいかもと感じる。これが最初に聴いた時。
そして何回も聴いてるうちにくせになり気づけばその曲にはまっている。
私の中では割とRADWIMPSの曲あるあるです。
HINOMARUの歌詞に対する批判
批判の声が多いですね、本当。
その原因はこの曲の歌詞にあり、戦中や戦前の軍歌を思わせる内容にあるとか。
うん、なるほど。
正直この件に関しては、本人がそのつもりは一切なかったと公言しているし謝罪もしているので、もうそこまで批判の声を重ねなくてもいいんじゃないかと思う所ではある。
しかし実際に不快に感じた方も多くいるのは事実なので、悪気がなかったでは通らないのでしょう。
良くも悪くもそれ程影響力が大きいアーティストだということですね。
無名のアーティストの曲を聴いて不快に思っても大半の人は素通りでしょうから。
国会審議でも取り上げられるというのにはさすがに驚いたけど。
この議題はこのあたりにしておいて、私がこの曲について感じたのはもっと別の所。
その部分を次の項目で話したいと思う。
HINOMARUに矛盾を感じた話
私の中でRADWIMPSの曲といえば、恋愛泥酔者のような一人の女性を想いすぎて頭がおかしくなったような曲。
その路線から言うなら、年々ずれてきているなと感じる部分はあったが、基本的にはオファー曲が多かった。
今回のシングルであるカタルシストもそうだし、某映画の主題歌などもそうだ。
しかしこのHINOMARUに至っては違う。
この国のことを歌いたいとRADWIMPSがオファー等関係なく作り上げた曲だ。
この曲の歌詞をみても分かるとおり、国のことを、国民のことを想い作った曲。
あれ?総理大臣になったら国民全員から一円づつ集めて一億円の結婚式やるんじゃなかったの?
あなた一人と他全人類を天秤にかけても迷わずあなたを救うと言った程恋愛におぼれていたんじゃなかったの?
恋愛という名の酔いから少しさめてしまったのだろうか。
曲の路線からすると、上記の言っていた内容とは真逆のようにも感じる。
私は少しそこに矛盾を感じてしまった。
少し言葉が悪くなってしまった部分もあるが、別にHINOMARUという曲の批判がしたいわけじゃないんです。
ただ私のイメージするRADWIMPSの曲とは少し違った曲がうまれたんだなと感じた、それだけです。
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