(出典:TOWER RECORDS ONLINE)
純恋歌(じゅんれんか)は2006年3月8日にリリースされた湘南乃風の5枚目のシングルで、そのおよそ1年3か月後の2007年6月6日リリースされたのが6枚目のシングルとなる睡蓮花(すいれんか)。
どうでもいいけど、どっちが純恋歌でどっちが睡蓮花だったか今だに分からなくなる時がある。
漢字は一文字も合ってねーのにな。
長年に渡って歌詞がいじられてる有名曲は多々あるけど、この2曲、特に純恋歌はまさにそう。
令和になってからでも純恋歌の歌詞に関する記事は多々見るし、それに乗っかるわけじゃないけど個人的な発見もあったので書いていこうと思う。
睡蓮花に関してはおまけ程度で純恋歌中心で。どうぞ。
目次
睡蓮花の歌詞について
(出典:湘南乃風「睡蓮花」MUSIC VIDEO)
この曲に関して思いあたる有名なやつは、歌詞書いてたやつ途中で乗っ取られた説みたいな一時期ネットで話題になってたやつなんだけど、めちゃくちゃ好きなんすよねこの説。最後に復活してたというオチもいい。
他にも独特のリズムになるポイントとかあってカラオケでフルで歌うとどこかしらミスる印象の強い曲。
濡れたまんまでイッちゃって
歌詞で言うとやはりこの部分。
この部分を歌いたくないからカラオケで選ばないまである強烈な歌詞。
この歌詞の本当の意味は海に入った女性が水で濡れたまま海から出て行くシーンをイメージしたものだと若旦那が言ってたらしいけどさ。
いや、誰が分かるのそれ?
MVの映像やCDのジャケットを見る感じそう捉えてくれと思うのはかなり無理がある。
あと、濡れた=涙という解釈で
(涙で)濡れたまま成功しろという、失敗の上に成功がある的な捉え方の説も目にしたけど・・・
いやいやいや
仮にそうだとしたらもっと適切な歌詞があったはずだし、何かエロなぞなぞを出された時みたいな理不尽さを感じる。
真相はどうであれ、多くの方にそう連想させてることが問題だから否定の声が目立つのはまぁ仕方ないと思う。
純恋歌の歌詞について
(出典:湘南乃風 - 純恋歌 / THE FIRST TAKE)
さぁ、本番はこの曲。ってかTHE FIRST TAKEの出演は普通に驚いた。
注目する歌詞はもちろんコチラ。
大親友の彼女の連れ
美味しいパスタ作ったお前
家庭的な女がタイプの俺一目惚れ大貧民負けてマジ切れ
それ見て笑って楽しいねって
優しい笑顔に癒されてベタ惚れ
まずは前半の3行をみていこう。
これに関しては大勢の方が思われた内容だと思うので手短にいこうと思う。
・パスタは一般的な家庭料理ではない
・会ってからの時間経過を考えるとこれは一目惚れではない
まとめるとこの2点が主なツッコミポイント。
この部分は多くのライターやブロガーが掘り下げてる内容だし今回は深い追求まではやめようと思うけど、矛盾点が多い歌詞だからこそ印象に残り長年話題に上がる歌詞になったと考えるとそれはそれで興味深い。
続いて次の3行。
ここでインパクトがあるのはやはり1行目の歌詞。
いい歳してトランプでマジ切れしてんじゃねーよとつい言いたくなるパスタ部分の次に知名度がある1行。
しかし、前半の3行でこの男はどこかおかしいと教えてくれてるので個人的にそこまでの驚きはない。
私が今回一番言いたいのは次の1行。
それ見て笑って楽しいねって
ここだ!
パスタを作った日からどれだけの期間が経過したかは定かではないが、可能性として濃いのは当日、そうでなくてもそれ程期間はあいてないものと予想される。
出会ってまだ日の浅い人物がトランプで負けて"マジ切れ"していたらあなたならどんな反応をしますか?
そう、ドン引きですよね。
付き合いが長ければ、こいつはトランプやゲームなどの遊びでもマジ切れするようなやつだと軽く流せるかもしれないが、これはまだ付き合ってもいない物語の序盤の出来事なのでそれは考えにくい。
それをこの女は笑顔で"楽しいね"と返している。明らかに異常な反応と言える。
話を少し巻き戻すが、この女は初対面の男に手料理をふるまっている。
この女も変わり者だと確信した私にはこの内容も少しひっかかるので追求していく。
パスタを作った場所は一目惚れ野郎の自宅かパスタ女の自宅、このどちらかだと思う。
大親友やその彼女の自宅ならば台所に立つのはこのカップルになるのが自然だからだ。
まずはパスタ女宅で作ったパターンだけど、前提として初対面の異性をいきなり自宅に招くケースは少ない。
少なからず抵抗はあるはずなので、ある程度段階を踏むのが本来は自然。
一目惚れ野郎宅で作ったパターンでもそうだ。初対面の人の台所を使うのはいきなり異性を招くパターンよりさらにレアなケースだと思う。
みんなで一緒に作るパターンなら分かるが、十中八九この女は単独で台所に立っている。
よほどイレギュラーなことがない限りこうはならない。恐怖すら感じる。
そもそも年頃の男女が集まってパスタ会をしてるのも逆に不自然。普通は宅飲みになる。
これ、合ってますよね?
まぁ酒に関しては歌詞にないだけで飲んでない証拠はないけど、飲んでない可能性は高いと思う。
他の料理が仮にあったにしろメイン料理がパスタだからだ。
ちなみにこの時のパスタはたらこレトルトパスタだったらしいね。
パスタに合う一般的な酒はワイン。
ただワインは好き好みも分かれるし、度数も高いから初対面がいる場で選ばれる可能性はかなり低い酒。
他の酒の可能性もあるが、今まで多くの宅飲みをきて、メインどころかパスタが食卓に並んだことがないという個人的な経験則もある。
少々疑いすぎな点が多いかもしれないが、いずれにしても少し変なのだ。
結論、変わり者どおし似合いの2人だったと私の中でこの物語は着地している。
ではまた、メロリアンでした。