季節をテーマにした曲って多いじゃないですか。一番多いのは春。次いで夏。
今回テーマにするのは夏なんだけど、夏は4つの四季の中でも一番イベントや行事が多い。
昼間に遊びに行くなら夏のレジャーは溢れている。
夜になっても寒くない季節だから遊びやすい。夏の夜で限定すると、最も思いつくのはおそらく「(夏)祭り」と「花火」。他にももちろんあるがこのツートップにはまぁ及ばない。加えるならこれらに行く服装として「浴衣」。
必然これらをターゲットにした曲は多くなる。みなさんも頭に思い描く曲は多くあることだろう。
しかし、この曲を超える曲はいまだ現れてない気がする。こういう曲を多分名曲というんだろう。
目次
夏祭り×花火×浴衣
(出典:ジッタリン・ジン / 夏祭り ( Jitterin’ Jinn / Natsumatsuri )【MV】)
これ。最強。
何をもって最強というのかは、単純に知名度。
それは、このキーワードに合う曲をランキング化したいくつものサイトが証明している。
この曲がリリースされたのは1990年8月。この記事を読んでいる人の中にはまだ産声すらあげていない方も大勢いることだろう。
当然このような疑問もうまれる。
Whiteberry (ホワイトベリー)の曲じゃなかったのかい?と。
まぁ2000年の紅白の舞台で歌った程だ。知名度で言えば圧倒的にWhiteberry。それがカバーだったなんて多くの方は知らないだろう。
でもこの当時はこういったパターンも珍しくなかった。
SMAPの「青いイナズマ」もカバーだし、V6の「WAになっておどろう」もカバーだし、島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」もカバー。
PUFFYの「愛のしるし」の作詞作曲は草野マサムネなんだぜ?スピッツなんだぜ?なんてドヤ顔で変にマウントをとろうとするカバー曲警察も沢山いた。私だ。
この夏祭りはJITTERIN'JINN(ジッタリン・ジン)というバンドのギターである破矢ジンタが作詞作曲したこのバンドとしては4枚目となるシングル。
今となってはJITTERIN'JINNはおろかWhiteberryの存在さえ知らないという人も多いと思う。2004年に解散してるし。本当にすごい曲を世にうみだしたものだ。
その他有名な曲
「夏祭り」「花火」「浴衣」このあたりのキーワードで作られた曲は本当に多い。
(出典:Mr.Children 「HANABI」 MUSIC VIDEO)
国内トップバンド、Mr.Childrenもリリースした。
常に女性シンガーソングライターの上位に位置するaikoもリリースした。
(出典:DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO)
天才、米津玄師もDAOKOとリリースした。
(出典:back number - わたがし (full))
back・・・いや、もうこの辺でいいだろう。
その他本当に多くのアーティストがリリースしてる。
別に曲に勝ち負けなんてないけど、これらのキーワードに関する曲のランキングで今だにトップに位置している夏祭りという曲。
これだけ名のあるアーティストがリリースしても上回れないとなると、もう今後これ以上の曲はうまれない気がする。
最後に
何でこんな記事を書こうと思ったと聞かれれば完全に思いつきだ。
この曲は本当に今になっても色々な場所で流れる。多くの人が絶えずカバーしている。
それでふと思ったんだ。これだけこすられ続けてる曲なら、曲のテーマを特定すればこれ以上知名度の高い曲はないんじゃないかと。
そして今後もリリースされる可能性は低く、世代を渡って引き継がれていく曲なんじゃないかと。
だから?と言われればまぁそれまでの内容だ。
似たテーマで関連づけると、ZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」も相当息の長い曲だと思う。曲の知名度だけが一人歩きしてる。
そのアーティストが活動を終えてもなお引き継がれてる曲こそ、名曲の名が相応しい気がする。
ではまた、ライターのナークでした。