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タケヤキ翔にトイレで会った時の話

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(出典:UUUM

多分みなさんも一度くらいはあると思うんですよ。画面越しにしか見たことないが人と偶然出会ったことって。

今回はタイトルにもある通りその時の話を少しさせてほしい。
ただこれに関してはただ個人的に言いたいだけの薄い内容なので飛ばしてくれて全然かまわない。

その後タケヤキ翔がボーカルを担うラトゥラトゥの話も少しできたらなと思う。

どうぞ。

目次

右向けばタケヤキ翔

場所は伏せるが、トイレで用を済ませて手を洗ってる時だ。

右隣に手を洗いにきた人に一瞬視線をやると、それがタケヤキ翔だと一瞬で分かった。

「!!!!????」

思わず「えっ!?」と声に出してしまった。

そしてバチンと目が合った。

「タケヤキさんですか?」

「・・・はい」

 

正直そこからは頭が真っ白になり思考が止まってしまった。

突然のことすぎて次の言葉が全く出てこない。
かなり挙動不審だったと思う。

胸をおさえながら「ビックリしたー」と一呼吸ついたが、脳みそのネジは止まったまま。

こわい!コワイ!!怖い!!!恐い!!!!

 

「・・・動画ですか?」

必死に出た次の言葉はこれだった。
今思うとこの質問も少し変だ。

この質問にもさわやかな笑顔で答えてくれたが、正直あまり頭に入ってきてなかった。

伝えたいことを頭の中でまとめるに必死だったからだ。

しかし無理だった。

 

「頑張ってください」

そう言葉を残し、半分逃げるようにその場を去ってしまった。

外に出て4本目のタバコを吸ったところでようやく冷静になり振り返ったが・・・

「え!?」
「タケヤキさんですか?」
「動画ですか?」
「頑張ってください」

私がかけれた言葉はこれで全部。

せめていつも動画を見てることや、音楽も聴いてることを伝えたかった。

あと、場所がトイレだったのもあり握手や写真を求めるのは失礼だと思って申し出れなかったのも後悔した。

一部始終を書かせてもらったが、長々と申し訳ない。

ただ、これを誰かに言いたかったんだっ!!!

 

YouTuberの動画を見てると、視聴者が話しかけてる映像って割とあるじゃないですか?

いつも動画見てますと自然と握手を求め、流れるように写真いいですか?と言えてるお前ら!!

マジですごい!!!!!

ラトゥラトゥとGIFTY

人気になったYouTuberが曲を出したりアーティスト活動を始めるのって結構あるじゃないですか?

話題になったやつは一通り聴いてきたと思うんだけど、その中では歌唱力が一つ抜けてる印象。

(出典:【MV】パラダイスロスト/ラトゥラトゥ(タケヤキ翔)

 

もちろんその背景にはラトゥラトゥとして活動する前のバンド、GIFTYがあることも知っている。


GIFTYはタケヤキ翔が以前所属していたジェネシスワンの新人YouTuberを集めた4人組バンド。

結成時はメンバー全員が音楽初心者だったにもかかわらず、わずか1年でワンマンライブを実施するまでに至ったのは相当の努力が伺える。

 

その後GIFTYは解散してしまうが、解散後に音楽クリエイターのマイキと2019年3月にラトゥラトゥを結成し、マイキが2021年4月に脱退してソロプロジェクトになったのが現在のラトゥラトゥ。

動画に関してもずっと毎日更新を続けてるし、相当ストイックなんだと思う。

過去に、2023年にブレイクします。2024年に武道館に立ちます。という想いを涙ながらに伝えてる動画があったが、正直見ていて胸が痛かった。

その点についても次の項目で個人的な意見を書いていきたいと思う。

 

二足の草鞋の難しさ

YouTuber活動とアーティスト活動の両立はシンプルに活動時間の問題もあるけど、個人的にはより大きな難しさがあると思ってる。

 

もちろんメリットはある。

YouTuberとしての人気や知名度がそのままアーティスト活動に反映されるからだ。

まずは知ってもらうこと。
自分達の曲を聴いてもらうこと。

これがまだ芽が出ていないアーティストにとってどれ程難しいことかということだ。

付け加えるなら、YouTuberとして見られてる分、他のアーティストに比べて求められるハードルは少し下がるように思う。

 

しかしこのメリットにはデメリットもある。

YouTuberとして成功してる人はそもそもアーティストとして見れない目線の層が一定数いる、ということだ。

音楽一本でやってるアーティストへのリスペクトが強ければ強い程、何か気に入らない存在として映ってしまう。

心当たりがある人はいるんじゃないだろうか?

 

YouTuberとしての活動も本人の努力だし少し理不尽に思う部分かもしれないが、これは現実にある。

ゆえに音楽好きからの評をとるのが非常に難しいということだ。

だからYouTuberとして人気を得てしまった人でトップアーティストにまでなる人物は後にも先にも出てくることはないんだろうなと個人的に思ってる。

 

まとめると、ある程度までの人気を得れるスピードは早いが、その先が他のアーティストより険しいということ。

もちろんこれは逆でも同じこと。

見る人も聴く人も人間である以上、この問題は避けられない。

ではまた、メロリアンでした。

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