2019年4月1日に新元号「令和」が発表された。
この新元号に真っ先に食らいつき、金爆とレペゼンが当日に令和という曲を発表した。レペゼンに至っては発表からわずか10分。早すぎるにも程がある。
この2組が早すぎる先手をとったので、他のアーティストが新元号に焦点に当てたタイトルの曲をリリースするのに少なからずブレーキがかかったことだろう。
目次
ゴールデンボンバー「令和」
うん、完全にサビがUSA。
ここまで真似てくれると逆に気持ちいい。清々しい気分だ。
FUJIWARAのフジモンみたいに、堂々と他人のネタを自信満々に披露されると逆に何も反論できない。
著作権的な小難しい大人の事情は視聴者には関係ないし、中途半端が1番痛い目を見る。
曲に関しても文句無い出来。ワンチャン紅白あるんじゃないかな。
新元号発表当日の発表だったのであまり期待はしていなかったが、想像を超えるクオリティの高さに驚いた。
レペゼン地球「令和」
金爆をさらに上回るスピードで令和を発表したレペゼン地球。
新元号発表からわずか10分での発表は正直度肝を抜かれた。事前に準備していたとはいえ早すぎる。30分ってなってる記事が多いけど正確には10分。なぜ20分サバを読まれてるのかは謎。ここでの20分はでかいぞ。
おそらく令和という曲では世界最速の発表だろう。
レペゼン地球が世界一!(レペゼンの動画のOP風)
(出典:【レペゼン地球】61thシングル『令和』)
なんか昔聴いてたインディーズバンドの曲を聴いたような感覚。
最初の歌い出しの令和の部分自然と口元隠して見えないようにしてるし、この歌い出しに新元号を入れると最初に決めてたんだろう。
新元号ということもあってか、何かすごいさわやかでクリーンな感じ。この曲でレペゼンを知った人は、きっと他の動画を見て軽くパニックになることだろう。
動画の概要欄で「ゴールデンボンバーさんが100倍いい曲出してます」と金爆の令和を紹介してるのが素敵。これだからレペゼンは憎めない。実際はいい人の集まりなんじゃないかと疑ってしまう。
ニュースやブログで金爆もレペゼンのことかなり賞賛してたし、このお互いを認め合う感じがとてもいい。
そしてこの令和の発表を行った次の日にまさかの活動休止宣言。
本当レペゼンの行動は先がよめない。
最後に
おそらくこの「令和」という曲の早すぎる発表が世間に受け入れられたのは、金爆とレペゼンだからこそだろう。
これが俗に言う普通のバンドがやっていたら、多分ボコボコに叩かれて終わってたに違いない。ある程度話題にはなっただろうけど。
彼らのようなエンターテイナーだからこそ許された内容だと思う。
それにしても新元号発表という話題にいち早く乗っかり、ネタに全力に走るこのフットワークの軽さは本当恐れいる。
でも彼らにこれをやられると、しばらく他のアーティストは令和というタイトルの曲には手は出し辛いだろう。どうしても二番煎じ感が出るし、自然とハイクオリティな曲が求められる。
まだ全然話題にはなるだろうけど、諸刃の剣。
だからリリースされたとしてもしばらくは時期をおいて、キュウソや四星球のようなコミックバンドがようやくてをつけれる感じだと思う。
それにしても何か時代ですね。YouTubeの浸透がやはり大きい。平成の発表時期では考えられなかったこと。
これからどんな時代になっていくのか、非常に楽しみだ。