あなたがしたのは「整理」じゃない。「整頓」だ。過去こんな指摘をした経験がある。さぞめんどくさいやつだと思われたことだろう。
でも何か言葉の意味や使い方に注目しちゃうことが多いんですよね。
今回注目してしまった言葉はバンギャ。
多分一度は見たり聞いたりしたことがある言葉だと思うんだけど、この言葉・・・ややこしくないですか?
こんなこと普通の人は多分思わないんだろうな。
今から書く内容は変わり者の一意見として受け取って下さい。どうぞ。
目次
バンド好きなギャル
バンギャルとは、ヴィジュアル系バンドの熱心なファンである女性を指す言葉である。バンギャ、ギャと略すこともある。
(出典:Wikipedia)
多くの人が認知してる通り、これがバンギャの意味。何も複雑なことはないように思えるが、それはこれから順に説明していく。
バンド好きなギャルじゃないんだ?
とっかかりはコレだった。普通に文字だけで推察するならV系限定の言葉と予想するのはまず不可能。
音楽評論家の市川哲史は「90年代当時、そもそもバンギャルとはロック・バンド好きの女子全般を指す言葉で現在のようなV系限定使用ではなかった。」と指摘している。
(出典:Wikipedia)
Wikipediaの最後にもこう書かれていた。
つまりは、後々意味が変化した言葉なのだ。そりゃ予想できないよね。本来は上記の意味で使われてた言葉なんだから。
ここがまずややこしい。
2パターン意味がある略語なんてややこしくなるに決まってる。
続いて「ギャル」の部分だが、ここもややこしくしている。
ギャルのイメージは各々あれど、若い女性を示す言葉だからこれはまぁよしとしよう。
しかしだ。
バンギャルの男性版を「バンギャル男」「ギャ男」と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
さすがにギャル男は若い男性を示す時だけには使わない。主にはそのファッションを示す時に使う。
ギャルなんて言葉にするから男を対象にした場合にこんなことが起きるんだ。
絶対にガール(girl)でよかった。
結論、Vガールに変えるべき。
V(ヴィジュアル)系の定義は難しい
ざっくりしたイメージの定着はあるだろうが、V系バンドとはどういったバンドかをご存知だろうか?
音楽のジャンルを指すものと誤解している人もたまにいるが、それは全く関係ない。
簡単に言うと見た目のみ。派手な化粧や髪型、独特なファッションに身を包んでいればまぁV系と言った感じだ。
何が言いたいかというと、V系の定義は極めて難しい。線引きがふわふわしている。
元から線引きが難しい言葉なのに、加えてややこしいバンギャという言葉を使うもんだから、バンギャの定義は実はかなり難解なのだ。
多くの人にV系と認識されてるバンドでも、俺たちはV系じゃねぇ!と否定してるシーンも珍しくない。となればそのアーティストを好きな自称バンギャはバンギャではなくなる。
そもそもバンド好きな女性という意味でバンギャが今も使われてるかもしれない。
となれば、見た目でバンギャと判断するのは相当困難。かなり条件が重なってないと断定は厳しい。
でも世間ではバンギャ、バンギャルという言葉は普通に使われている。
あなたがバンギャと思ってる女性、本当にバンギャですか?
最後に
言いたいことはだいたい言えた感じなのでそろそろ締めようと思うんだけど、みなさん、ついてこれましたか?この変わり者の思考に。
Vガールは本当思いつきの言葉なんだけど、これ本当いいと思うんです。男の場合はVボーイ。
元々これらの意味が浸透してない言葉ならの話なんだけど多分大丈夫なはず。
少なくともバンギャよりは分かりやすくなると思うし、長くバンギャをやってる女性をオバンギャとかに線引きする必要もなくなる。
自分では間違った主張はしてないはずなんだけど、多分私が一番ややこしいと思われてるんだろうな。
ではまた、ナークでした。