(出典:SPICE)
このタイトルだけで多くの人の頭に盆丸一生の顔が浮かぶんだろうなと考えるだけで記事を書く前からつい顔がニヤついてしまう。
note→関学サンボ→関学バンプ→って流れの人が多分一番多いんじゃないかと思うけど、まだ学祭ライブの映像が全然再生されてない時から盆丸のトリコになってた私としてはこうして記事を書くのは気合いが入る。
広告とかでベルマインツを知った人で、あの学祭ライブをみた人でも、同一人物と気付いてない人って結構いると思う。
バンプのカバーやってた時とは歌い方も全然違うし、見た目もかなり垢抜けてる。
本人もあの学祭ライブの反響が音楽を続けれてる支えになったと語ってたし、音楽を辞めずに続けてくれてることが何より嬉しい。
ベルマインツ、いいですよ。
目次
TAND RE CHICKEN
盆丸は学祭で他にも多数のアーティストのカバーをしてたけど、一番有名なのはBUMP OF CHICKENのカバーをしたTAND RE CHICKENで間違いないだろう。
2017年11月5日の新月祭ライブ。
関西学院大学上ヶ原キャンパスママ食堂横プラザでTAND RE CHICKENのライブは開催された。
BUMPのカバーって他のアーティストに比べてハードルがかなり上がると思うんですよね。
カバーの中では見慣れてる人も多いと思うし、自然と見てる側のチェックが厳しくなってる部分はあると思う。
楽器隊もそうだけど、一番はやはりボーカル。
BUMP声って言葉使われてるのたまに目にするけど、この◯◯声に当てはまるバンドってBUMP以外で使われてるの見たことないと思う。
そのくらい大勢の耳に定着してる歌声。
上手い下手もそうだけど、どれだけこのBUMP声に近づけてるのかも自然とみてる側の基準に入ってると思うんですよね、モノマネをしてるしてない関係なく。
だからこそ学祭ライブでの最初の歌い出しは衝撃だった。
喉に藤原基央を飼ってるじゃないかと思う程のクオリティに耳の全細胞が雄叫びをあげた。
見返すうちに楽器隊のレベルの高さにも驚くけど、最初はそこに気づく余裕すら与えない圧倒的なボーカル、盆丸一生の存在。
後から本人も語ってたけど、この日のライブは相当緊張してたらしい。
歌詞の間違いとかも練習では完璧だったんだろうと思うと少し胸が痛くなるけど、今まで見たBUMPのカバーでは個人的に一番だったし、それが更新されることは今後ないと思う。
ベルマインツのメンバー
兵庫県神戸市出身の3人組のポップスにユニット。
ギターボーカル2名、ベース1名のあまりみない構成になってるベルマインツ。
経緯としては、盆丸一生と小柳大介が元からやってた弾き語りユニット(ミートボールズ)をバンドセットに変更してベルマインツに改名。
しばらくしてベースの前田祥吾が加わり現在の体制になったという流れだ。
ちなみにミートボールズは高校生の頃から続いてたユニットらしく、歴は長い。
途中で加入した前田も加入前から2人とは関係性があり、盆丸とは大学の先輩後輩の間柄。
前田はベース担当だが、コーラスもする。
そう、ベルマインツは3人編成のバンドで3人とも歌うのだ。これもまた珍しい。
ベルマインツの楽曲
(出典:ベルマインツ - 透明の花 (Official Music Video))
こちら、結成翌年にリリースした1st EPの曲。
とにかくだ。
結成年数と曲の安定感が全然比例していない。
ミートボールズ時代の歴を考慮しても、とても大学を出てすぐの若者クオリティじゃないんですよね。
個人的にはかつてのGalileo Galileiと少し重なる。1st EPのタイトルも確かハマナスの花だったし。
(出典:ベルマインツ - 逃避行 (Official Music Video))
盆丸が垢抜けた。
多分一番は髪型だと思うんだけど、一瞬誰だか気づかないレベルで気づけば盆丸は垢抜けてた。
ちなみにこのMVは結成からおよそ3年経ったベルマインツの姿。
インスタの広告の影響もあって、この曲がベルマインツを知るきっかけになった人は多いと思うんだけど、事前に知ってなければ学祭の時の盆丸とこの盆丸が同一人物だとまず気づけないと思う。
TAND RE CHICKENを見た時はBUMP声の草野マサムネみたいな印象だったのに、逃避行では普通のバンドをやったみたフレデリック三原康司みたいな印象。
個人的な主観だけど本当変幻自在。このバンドの将来が楽しみだ。
ではまた、メロリアンのナークでした。