(出典:rockinon.com)
Flamingo(フラミンゴ)のMVが公開されてからのYouTubeの再生数の伸びすごいよね、Lemonで少し免疫ができてるけど控えめに言って異常。
巧みな日本語の歌詞もそうだけど、沖縄民謡(島唄)を取り入れてる部分がこれまでの曲と大きく違う部分だと思う。
斬新。コブシがかっこいい。そりゃヒカキンもコメント欄にかっこいい。とコメントするよね。
今回はタイトルにもある通り、この曲を何回もリピートしてはまった人の話を曲の内容も含め書いていこうと思う。
目次
Flamingo(MV)について
(出典:米津玄師 MV「Flamingo」)
今回の舞台は駐車場。
LemonのMVを以前考察した時にも思ったけど、もう従来のMVの枠を超えてきてるよね。まるで短編映画。
たった数分の中に映画一本分のストーリーが隠れている。ファンが考察できるレベルを超えている。米津のMVを完璧に考察できたなら、それをもとに映画作ってもいいんじゃないかと関係者に伝えたいレベル。
たった2秒のシーンのために車2台破壊するとか正気かよと思ったもんね。
インタビューによると、男が女の人に振り向いてもらないストーリーみたいだけど、公式の説明がなければ何通りにも内容が考察できる。
米津がMVでしてるピアスの変化とか駐車場にある飲食店とか色々深い意味が隠れてるのは間違いない。
今回の曲は、自分の中にある冷蔵庫の余り物で料理する感覚で自由にやらせてもらったとインタビューでも答えていたので、Lemonから米津玄師を聴き始めた人はこの世界観についていけなかった人も多いんじゃないかと。
逆に昔から米津玄師を好きな人にはたまらない曲になってると思う。
Flamingoの「あーは」について
あーは?
言ってるよね。くせになるよね。
Lemonの「うぇ」は、曲作りの時に米津の中で「鳴ってるからしょうがない」と一瞬理解に苦しむいれ方だったが「あーは」も同じ感じの理由なのかな。
でもFlamingoはそれだけじゃなくて唇を震わす音や舌をならす音とか色んな音を曲にかぶせてきている。
これらの音が全部Lemonの時と同じ「鳴ってるからしょうがない」の理由ならさすが驚くけど。笑い声とかも普通にいれてるし。
だから多分色々な考えや音の調節の試行錯誤のうえで完成された一曲なのだろう。どの音もかけてはならない音なのだろう。うん、完全に信者ですね。
あの唇をあけた時に出す「ぱっ」の音は個人的に少し嫌いな音だけど。嫌いというか笑いそうになるんですよね、あれ。
中毒性が高い曲「Flamingo」
スルメ曲。
誰が最初に言いだしたか分からないが、噛めば噛むほど味が出るスルメに見立てて、聴けば聴くほどはまるような中毒性のある曲を人はスルメ曲と言いだした。
今回のFlamingoはそのスルメ曲にあたると世間の評判を集めている。
米津玄師依存症と言う名の患者が後をたたない。リアルに今は風邪の次くらいに流行ってる病気なんじゃないかな。
流れとしてはこうだ。
米津が新曲を出した、聴いてみよう→なんか変わった曲だな、微妙かも→あれ、結構この曲好きかも→Flamingo最高、米津天才。
最初はその気はなかったが、付き合ううちにその人にドップリはまっていく恋愛小説のような物語がFlamingoという曲で起こっているのだ。
確かに分かるけど、何か思うんよね。
これって結局米津玄師というアーティストが好きだから起こる現象だなと。
だって、さして気にもとめていないアーティストなら一回聴いて微妙だと感じたらもう2度目はないもんね。
米津が好きだから、新曲に期待してたから、もっとこの曲のことを知りたいから、だからリピートするんだなと。そして好きになっていくんだなと。
普段なら全然聴かないジャンルの音楽でも、大好きなアニメやドラマのOPで使われてる曲だから聴いてるうちにはまっていくあの感じに近いと思うんよね。
ここまで言うと、Flamingoという曲自体は微妙と思ってると捕らえられるかもしれないけど違うからね。
私は聴いた一発目で大好きになりました。
でも周りがあまりにも聴いてくうちにはまっていった曲っていうから、それって結局米津が好きってことなんだと思った。そんな話です。終わり。