(出典:the shes gone official website)
失恋後の未練みたいなものって男女で大きく違うと思う。もちろん人によると言われれば言い返す余地はなくなるけど、傾向的にみて真逆。
男は失恋直後のショックは少ないが、時間が経過するにつれ未練や後悔が大きくなる。女はその逆。
こういった傾向って恋愛関係だけじゃなくて、例えば昔はお金がなくて買えなかった古いおもちゃとかに稼げるようになってから大金はたいて買ったりするのって男特有だと思うんですよ。
そういった未練たらたらの男のリアルな恋愛感情を歌詞にした真っ先に思いつくのがreGretGirl(リグレットガール)。世の男性の共感度はエグかったんじゃないかな、と。
シズゴの歌詞もそれに近いものがあると思ってたんだけど、男目線と女目線、2パターンあるんですね。今回はそんな話です。
目次
the shes goneの意味
最初はね、全部が男目線の曲だと思ってたんですよ。
一番の理由はthe shes goneというアーティスト名。直訳すると彼女はいってしまったとか、去ってしまったとかになると思うんで、その先入観ですね。
もちろんそういった類いの歌詞もあるんだけど全部がそうじゃなくて、曲を何度も聴いてるうちに、あれ?女目線で歌ってる?ってなって男女両目線で歌詞をかくアーティストなんだって知りました。
結構な期間気付かず聴いてた気がします。先入観って怖いです。
多くの方がシズゴを知ったのってTikTokでも広まったファーストシングルの思いあいだと思う。
TikTokでの話題は何かの油に火をは注ぎそうな気もするのでここまで止めておこう。
この想いあいの知名度こそあれど、まだ若いバンドなのでそこまでリリース曲は多くはありません。
今記事を書いてる現在で公式でYouTubeに投稿されてるのが4曲なのでこの4曲を男目線、女目線に分けて見ていこうと思う。
女目線
まずは女目線。
先程少しふれたこの曲から。
(出典:the shes gone「想いあい 」Music Video)
現在公開されてるMVの中で唯一女目線の曲。
この歌詞なんですけどね、難しいんですよ。考えれば考える程。
普通に考えれば元カレを想う感情になるかもしれないんだけど、昔付き合ってたという確信付いた歌詞もないし、ただ片思いしてた間柄にもとれる。もっと深く考察すれば今彼の可能性すら出てくる。
ただ、元カレだとしても別れて間もない頃だと思うし、まだ両思いになったことがないリアルタイムな片思いの方が、女目線で考えると個人的にはしっくりくる部分が多い。
別れて長い年月が経過した元カレや、昔好きだった人を今でも想う女性のケースもちろんあるんだけど、この過去の恋愛に未練を感じるケースは圧倒的に男性方が多い。
少なくとも男性側にはあまり気はないリアルタイムな女性の片思いを書いた歌詞だと個人的には思っていて、それを重い愛とかけてるんじゃないかと思う。
なんか割とディープな歌詞の考察になってしまったな。
ついてこれて、、、ないですよね。多分。
残りの男目線の曲は3曲あるのでふわっといこうと思う。
男目線
(出典:the shes gone「シーズンワン」Music Video)
学生時代の思春期の片思いですね。
この時期の恋愛って本当勇気の連続。一言話しかけるだけで1日分のエネルギーを使います。
(出典:the shes gone 「甘い記憶」 Music Video)
彼女なのか、想いを抱く女性なのかは分からないけど、好きな人が眩しすぎて自分に劣等感を抱くけど本心は好きでたまらないって歌詞ですね。
これは男女共通かもしれないけど、好きな人の前だとなんでこうも自信って薄れるのでしょうか。
(出典:the shes gone「ラブストーリー」Music Video)
この歌詞すごい共感できる。
女性を怒らせた場合って本当男性の予想の斜め上というか、理屈では考えつかない所にあるもの。
男性なら一度は経験したことあるんじゃないだろうか。
以上になるんだけどちょっとふわっとさせすぎたかな。
改めて歌詞をみてみるとそこまでディープな女々しい感情の歌詞は少なかったように感じた。ただすごいリアル。
こういった歌詞を書ける人はきっといい旦那さんになると思う。
ではまたどこかの記事で、ライターのナークでした。