彼も今や立派な大人となり、The Pizza Underground(ピザ・アンダーグラウンド)というバンドで活躍しているのをご存知だろうか??
ホームアローンは1990年に作られたアメリカの映画なのだが、よくクリスマスシーズンになると再放送されている映画なので、世代の方はもちろん、多くの方に知られている名作中の名作である。
あのお茶の間に笑いと感動を届けてくれたマコーレー・カルキンがもう俗におっさんと呼ばれる年齢となり、バンド活躍をしてるというのだから時の流れは本当早いものである。
はたしてどんなバンドなのだろうか??
目次
マコーレー・カルキンについて
それもそのはず、あの大ヒットとなったホームアローンをきっかけに、世界一有名な子役としてギネスブックにも登録されている程である。
そこから「マイガール」、ホームアローンの続編となる「ホームアローン2」と次々とヒット作に出演し、順風満帆にみえた彼の人生だが、両親のトラブルなどが原因で、ある時期からもう映画で彼の姿を見ることはなくなった。
ホームアローンに出演してからおよそ5年後に、彼の両親が別れることになり、今まで彼の稼いだお金をめぐり裁判が行われ、その決着がつくまで俳優の休業を発表したマコーレー・カルキン。
色々理由はあるだろうが、当時まだ子どもだった彼にとっては心境的にも仕事どころではなかったのだろう。
しかし、裁判が終わった後に俳優として復帰することはなく、普通の学生生活を送りたいという理由で俳優の道を辞退(後に俳優として復帰はする)。
そこから彼に関する悪い噂やニュースが多く流れ、死亡説までささやかれるようになるのだが、バンドの関係者などによりその噂は否定されており、現在はThe Pizza Undergroundというバンドで活躍している。
噂でとどまっているものも多いのでここでは多くは語らないが、非常に波乱万丈な人生を送ってきたようだ。
The Pizza Undergroundはどんなバンド?
オリジナル曲などはほとんどやっておらず、主にThe Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)というロックバンドのコピーを行なっている。
このバンドの編成はマコーレー・カルキンを含めた5人編成となっているのだが、それぞれの役割が少し変わっている。
マコーレー・カルキン
マット・コルボーン
フィービー・クルーツ
ディーナ・ヴォルマー
オースティン・キラム
メンバーはこの5人で、写真を見る限りロックな音楽を奏でてくれそうな風体だが、ギターとパーカッションを除いてあとはボーカル(ライブ時タンバリンなどをたたいたりはしている)という非常にユニークな編成となっている。
しかも、パーカッションといっても空のピザの箱を棒で叩くというなんともユニークすぎるパーカッションである。
カバーしているThe Velvet Undergroundの曲だが、その歌詞を全てピザをテーマに書き換えて演奏しているのである。
マコーレー・カルキンはピザが大の好物のようだが、なぜピザがテーマなのかその真相は定かではない。
ライブなどでもそのピザにちなんで、観客に無料でピザを提供するなどのパフォーマンスを行なっている。
ここまでの説明を聞くと、なんだそのバンドは?はたしてそれをバンドと呼んでいいのか?ただのおふざけではないのか?
と思われる方も多いだろう。
しかし、ライブなどでの彼らのバンドの盛り上がり方は本当にすさまじいようなのだ。
主にメインとなるバンドの前座などで演奏をしているようなのだが、そのメインとなるバンドを完全にのみこんでしまう程である。
これからオリジナルにチャレンジしていくなど、バンドとしての方向性は定かではないが、今後の活躍に期待である。
The Velvet Undergroundの曲
(出典:Velvet Underground - Heroin (live in Paris),YouTube)
(出典:The Velvet Underground - Pale Blue Eyes (Redux Live MCMXCIII),YouTube)