(出典:allnightnippon.com)
4月27日にリリースが予定されているゆずの4枚目となるベストアルバム「ゆずイロハ」
3枚組計50曲が収録されている今回のベストアルバムには、いきものがかり、back number、SEKAI NO OWARIの豪華3組とそれぞれコラボした3曲が収録されている。
スペシャルトラックとして各CDの最後に収録されているのだが、デビュー20周年を迎えたベストアルバムだからこそ可能となった企画だろう。
今回はこの豪華な3曲についつ書き綴りたいと思う。
目次
イロトリドリ(ゆず×いきものがかり)
ゆずイロハのDisc1「イ」に収録されているこの曲。
イロトリドリは2013年に配信されたゆずとしては3度目となる配信限定のシングルだ。
ゆずに憧れ、学生時代から路上などでカバーをしていたいきものがかり。今回のコラボはいきものがかりにとって願ったり叶ったりのコラボだったに違いない。
このコラボしたイロトリドリに関しては先日MVが公開された。
(出典:ゆず×いきものがかり「イロトリドリ」)
楽しそう。
それ以上の感想がでてこないくらいに楽しそう。
最初のイントロの部分で、聖恵(きよえ)、ゆずさんと呼び合う部分はライブ時の夏色の掛け合いを思い出す。
私は最初ラジオでこのコラボ曲を聴いたのだが、いきものがかり♬からの色鮮やかに♬の繋ぎ方に思わず笑ってしまった。
本当にいいコラボだと思う。聴いていて元気が出る。
それにしても、こうして女性が入ると岩沢の高音の凄さに改めて気づかされる。
サヨナラバス(ゆず×back number)
ゆずイロハのDisc2「ロ」に収録されているこの曲。
ゆずをあまり知らない人でも1度は耳にしたことがあるであろうゆずの代表曲。1999年にリリースされた5枚目のシングルだ。
back numberのボーカル清水はこの曲が大好きなようで、選曲としては完全にボーカルの好きな曲選んじゃいましたパターンである。
歌詞からよみとれる純愛な感じも、どこかback numberの曲と重なる部分がある。
仮にこの曲を知らないとして、back numberのアルバムの中にカバーされたサヨナラバスがまぎれていてもおそらく違和感がない。
自然とback numberの曲として受け入れてしまいそう。
今回はバンドセッションでとなるのだが、不安があるとすればここ。
あの素朴で爽やかな感じ。あの世界観が崩れないかがいささか心配。
でもきっと大丈夫なんだろう。
なんたってback numberなんだから。
悲しみの傘(ゆず×SEKAI NO OWARI)
ゆずイロハのDisc3「ハ」に収録されているこの曲。
イロトリドリ、サヨナラバスは分かるけど、悲しみの傘?知らないなーという方は多いのではないだろうか。
それもそのはず。この曲はシングルではなく、いわゆるマイナーな曲。
1999年にリリースされたアルバム「ゆずえん」に収録されている。
この曲にピンとこない人は多いかもしれないが、私としては一番テンションが上がった。
私はいわゆる昔のゆずが好きだ。アルバム「すみれ」以前の曲ならおそらく全曲歌える程聴いた。
このゆずえんにいたってもアルバムが擦り切れる程聴いた。
なので昔のマイナーな曲が選ばれていた段階でテンションを上げざるをえなかったのだ。
それに加え、SEKAI NO OWARIはライブにも足を運び、バッチリセカオワマジックもかけられた状態だ。
私にとっては近年で一番テンションのあがるコラボ曲。
SEKAI NO OWARIのFukaseとNakajinが仲良くなったきっかけというのがゆずらしいので、昔からゆずを聴いていたSEKAI NO OWARIならではの選曲といえるのではないだろうか。
この曲はゆずが路上時代から歌っている大切な曲なので、この曲を知らなかったという方は是非この機会に原曲も聴いていただきたい。