(出典:コミック シーモア)
最近改めて全巻読み返したんですよBECK。その懐かしさと興奮で何か記事を書こうと思ったんだけど、漫画に関する記事って個人的にはかなり難易度が高い。
その要因はネタバレと著作権。バンド漫画以外にも音楽に関わる漫画は割と読んでる方なんだけど、今まで触れてこなかったのはどうしてもこの2つを避けるのが難しいから。
今回は初の試みで書いていこうと思います。どうぞ。
目次
王道のバンド漫画
BECKを読み返したのを機に改めて調べてみたんですよ、今人気を集めてるバンド漫画はどんな漫画なのかって。
そういうのをランキングにした記事って沢山あるじゃないですか?
もちろんサイトによってバラつきはあるけど、総合的に見ると今だにバンド漫画としてはBECKが首位をキープしてるのには驚いた。連載が終了したの2008年の漫画なのにすげえなって。
内容の面白さもあるけど、やっぱり「王道」なのがいいんだと思う。
バンドを題材にした漫画自体は結構あるけど、恋愛要素とかギャグ要素とか色んな要素がプラスされたものが多くて、シンプルにバンドに焦点を当てた漫画となるとかなり少なくなる印象。
でもそれだけ成功するのが難しいジャンルらしい。
BECKはバンド漫画が金になることを証明した作品だと思うけど、そこに至るまでは相当狭き門なんだと思う。
無料期間に読んだ人へ
電子書籍のサイトで「1巻無料」とか「3巻無料」とか期間限定でやってる時あるじゃないですか?
ああいうのでたまに見かけるんですよBECK。
世代じゃない若い人はこの無料になってるタイミングで3巻くらいまで読んだことがあるって人結構いると思う。
「君はまだバンド漫画「BECK」を読んでいない」
タイトルにしたこれだけど、3巻までじゃこの漫画バンド結成まで届いてないんですよ。
リュースケ視点なら最初から届いてるけど、主人公はあくまでコユキ。
3巻までのコユキならそこから水泳選手を目指してもおかしくない。
これ読破した人も以外と気づいてないかもしれないけど、主人公コユキかバンドを結成するまでが割と長い。バンドを結成するまででDESPERADOなら完結してる長さ。
まぁスタートが全然音楽に触れてこなかった高校生の設定だし、このバンド結成までの話も重要な部分。でも3巻までなら漫画の表紙に楽器が描かれてなかったら普通の高校生の日常漫画と思われかねない内容。
まぁそれはちょっと言い過ぎたけど、連載時の頃なんかはギターとかの楽器を高校生で始めるのは割とあるあるで、今も処分に困ったPhotoGenicが多くの家庭で眠ってる。
BECKってね、読んだ人なら分かる通りバンド漫画なんですよ。
コユキのボーカルの才能に周りが気づいたり、ギターを始めたりはしてるけど、そこまでじゃまだバンド漫画としてのBECKは読めていない。
個人的にはバンド結成から10巻くらいまでのスピード感が一番面白い部分だと思うので、そこまででも読んでもらえると嬉しく思う。
曲も楽しめるアニメの魅力
放送されてたのはもちろんかなり昔だし、漫画の存在しかしらない人も多いと思う。
BECKはね、アニメもかなり魅力的なんですよ。
何が魅力的かって、コユキの歌声はもちろん、実際に演奏してる曲が聴けること。
映画は原作のイメージを考えて無音で表現されてたけど、アニメに関しては全部音を出してる。
まぁこれに関しては賛否両論ある部分だけど、個人的には今だに無性に聴きたくなる時があるくらい好きな曲が多い。ほとんどがカバー曲だけど、本当完成度が高い。
曲に関しては、劇中で使用された曲を収録したオリジナルCDもリリースされてる。
アニメでは聴けない国吉ちえみやダイブリの曲も収録されるから原作ファンにはたまらない一枚になってると思う。
そろそろ記事を締めようと思うんだけど、ここまでで書いた内容程度ならネタバレレベルにはなってない・・・ですよね?
注意して書いたつもりだから大丈夫とは思うんだけど、境界線が難しい。
アニメは原作の半分にも届かなかったけど、個人的にはあの終わり方で良かった思う。
ではまた、メロリアンのナークでした。