(出典:コラボカフェ)
米津玄師主催のフェス。
13組のアーティスト名が書かれた画像を目にした瞬間マジでそう思った。アニメ「チェンソーマン」のOP(オープニング)とED(エンディング)を担うラインナップと気づくまでの数秒間マジで興奮した。
場所は?チケット情報は?倍率は絶対とんでもないことになるよな?
脳がフル回転した。
もし実現されたら・・・なんて妄想をその後長々としてしまいました。記事書きます。
目次
EDが変わるアニメ作品について
EDが全部違う?そんな試み前代未聞なんじゃないか?
そう思われた方も大勢いるだろうが、別にそういったわけではない。
OPに関しては極めて珍しいが、EDに関しては調べてもらえば前例は割とある。
では何故今回に限ってこんなにも話題を集めているのか?
一つはやはり知名度。
週刊少年ジャンプ、少年ジャンプ+で連載された人気タイトルに加えて、EDを担当するアーティストがとにかく豪華すぎる。
主題歌を担ってもおかしくない面々が揃ってる。
そしてもう一つがEDの映像も毎回違う点。
EDが全部違う前例は珍しくないと言ったが、映像まで全部違うのは極めて稀。というより私の知る限りこれは前例を知らない。
最後にやはり米津玄師。この男が絡んでるから。
米津玄師が主題歌を歌う。
もうこれだけで世間から注目される材料としては十分なんですよ。
どんなマイナーなタイトルでもそれだけで話題の作品に変わる影響力はあると思う。
アーティストとED曲
(出典:『チェンソーマン』ノンクレジットオープニング / CHAINSAW MAN Opening│米津玄師 「KICK BACK」)
なにこれ?
軽くOPもふれてから書こうと思ったけど、EDのこととか一瞬どうでもよくなった。よすぎて。
まぁアーティストとEDのラインナップは多くの方がすでにご存知だと思うし簡単に書くとしよう。
まずは挿入歌にも使われてるマキシマム ザ ホルモンの「刃渡り2億センチ」。そして以下がED曲のラインナップ。
ano「ちゅ、多様性。」
Eve「ファイトソング」
Aimer「Deep down」
Kanaria「大脳的なランデブー」
syudou「インザバックルーム」
女王蜂「バイオレンス」
ずっと真夜中でいいのに。「残機」
TK from 凛として時雨「first death」
TOOBOE「錠剤」
Vaundy「CHAINSAW BLOOD」
PEOPLE 1「DOGLAND」
これ多分週刊少年ジャンプ買ってる文字通りの少年達は、誰この人達?どっちが曲名?状態なのかなと思う。その少年の親世代も多分そう。
でも音楽をよく聴く青年には震えるラインナップ。
米津玄師をワンピースとするなら、週刊少年ジャンプみたいなラインナップしてる。ちょっと盛りすぎかもしれないけど。
ちなみに、この青年という言葉は男性だけじゃなく女性も含まれてるらしい。女性に対して使われてるの見たことないけど。
メリットとデメリット
最後にEDを全部違うものにするメリットとデメリットについて考えてみようと思う。
デメリットとしてまず最初に思い浮かんだのはやはり制作費用。
ただでさえアニメを一話制作するには1000万円以上かかると言われている。
アニメ制作ってとにかく金がかかるんですよ。
ましてや今回みたいに映像まで全部違うものにするとなると、制作費は相当上乗せされると思う。
あとは、毎回違うEDということはその回でしか放送されないので、アニメのEDとしての印象はどうしても薄くなってしまう所。
毎回放送される方が多くの人の耳にも定着するし、ED曲としての定着率は弱くなる。
次にメリットだけど、毎回EDも視聴者が楽しめるというのが最大のメリットなのかなと思う。
実際アニメのEDを毎回最後まで見てる人って結構少ないと思うんですよ。
次の番組が始まるまでのインターバルみたいな感覚の人は多いと思う。
しかも今回は映像も全部違うわけだから特別感もあるし、楽しみの延長戦みたいな感覚で楽しめる。
あとは、多くの曲が世に発信される点。
世界規模で言うと、日本の曲で一番聴かれてるのってアニソンなんですよ。
日本のアニメって国外でもすごく人気だから、普通にリリースするより多くの人に聴いてもらえるだろうし、アーティストや曲が国内はもちろん世界規模で広がる。
adoの「新時代」が日本初となるApple Musicのグローバルチャートで1位になった時は本当驚いた。
まぁ個人的にパッと思いついたのはこんな所ですかね。
ではまた、メロリアンのナークでした。