うるさいだけで何が良いのか理解できない。ただの雑音にしか聴こえない。
今回はそんなデスボイス否定派の意見をすくいとって色々話をしたい、わけではない。
もちろん需要はある。バリバリにある。
では一体何を話したいのかと言うと、デスボイスの担当"も"いるアーティストに、そのデスボイス担当が仮にいなければより大衆に受け入れられてたのではないか?という議題についてだ。
何となくお分かりいただけただろうか?
これに関する意見はかなり見かけるんだけど、深くメスをいれた人って多分いないんじゃないかな。
あなたは、どう思いますか?
目次
今回の議題
(出典:SiM - KiLLiNG ME (OFFICIAL VIDEO))
デスボイスがどういう声なのかなんて今さら説明は不要だろう。あなたが思い描いてる通りのそのデスボイスだ。
この議題は前から気になってたんだけど、正直自分の中でも答えが見つからない議題なので触れてはこなかった。
というより深く調査やアンケートを実施した例も聞いたことがない。アーティストにもそのファンにも失礼になるような内容だと思うからまぁ無理もない。
でも最近よく耳にした議題なのでこうして記事を書いてる次第だ。
もちろん悪意も敵意もない。フラットな目線で考えていきたいと思う。
デスボイスがなければな〜問題
(出典:Fear, and Loathing in Las Vegas - Keep the Heat and Fire Yourself Up)
この意見ってよく聞きませんか?
このアーティストは好きなんだけど、デスボイスがなければより好きになれるんだけどなっていう意見。今回の議題は簡単に言うとコレ。
賛否は分かれると思うんだけど、要するに「ない方が好き」の意見が多数派になるのであれば、結果的にない方が世の中の需要は高くなるんじゃないか?という話。
注意したいのは単純にデスボイスがアリかナシかの議題じゃなく、そのアーティストをある程度好きというのが前提であって、その枠の中でのアリかナシかという話。
伝わってるかなコレ。
単純にアリかナシだけで決をとったらそりゃナシ派に軍配が上がるだろう。デスボイス肯定派が国民の50%を上回っているとしたら今の音楽シーンにももっと変化が現れるはずだ。
(出典:マキシマム ザ ホルモン 『恋のスペルマ』 Music Video 野外フェス映像ver.)
回りくどい言い方が続いてしまったが、要するにデスボイスがなければベガスやホルモンは今より売れてたのか?ということだ。
もう一度言うが悪意も敵意もない。ただ真剣に考えてみたいだけなんだ。
考えた結果
さてそろそろ考えてみた結果に入りたいと思う。
もちろん個人的な意見になる。コレに関する答えなんて行き着く所誰にも分からない。
結論から言うと、あった方がいいと思う。
つまり、デスボイスがなければ今より売れてたなんてことはないと思う。
もし仮にそのアーティストのファン全員にデスボイスを無くすべきかのアンケートをとったとしよう。
無くすべきが過半数になるとはまず思えない。
となれば、無くした場合に離れるファンよりも無くした後に増えるファンが上回るかどうかだが、これもおそらく無いのではと思う。
理由としては、元々デスボイスありきで売れてきたバンドというのがまず大きい。
なければそもそも売れる機会を逃してしまってた可能性も十分考えられる。
「デスボイスがなければな〜問題」については、単純にデスボイスを好まない人の割合が高いからよく目や耳にする機会があるというのが大きいと私は思う。
ないver.のリリースとかならありだとは思うけど、きっと物足りなさを感じる方に軍配が上がる気がする。
ではまた、ナークでした。