今回は2020年に再始動したel:cidについて取り上げていこうと思うんだけど、このバンドはいわゆる90年代に活躍していたV系バンドというやつだ。
ヴィジュアル系(ビジュアル系)やV-ROCKなど多くの呼び名が存在するが、今回はV系に統一することにする。
今の世代の人にとってはこの90年代のV系ブームがどれほど世間を騒がしてたなんて知らないだろう。もちろん現在でも存在するジャンルだが、当時は今の比ではなかった。
知ってる風な言い方をしたが、私はこのブーム絶頂期の当時はまだ音楽にほぼ触れていない。噂で知ってる程度。なので熟知されてる方にはお見苦しい記事になるかもしれないと最初に言っておく。
今回紹介するel:cidについて知ったのも再始動後。今なら無料で楽曲が受け取れるチャンスなので、当時のel:cidを知らなかった人には触れるきっかけを、知ってる人には再始動の現状を伝えれるように書いていこうと思う。
目次
V系とは?
今さらV系の説明なんていらねぇ、早くel:cidについて書けと言われそうだが、まぁ落ちついてくれ。
もちろんタイトルからも当時のel:cidを知る人がこの記事に辿りついてくれてるとは思うが、一部の知らない人にむけた簡単なV系の説明や余談を挟ませてほしい。
V系というのはそもそも音楽のジャンルを指すものではない。簡単に言うと見た目。
派手な化粧や髪型、独特なファッションに身を包んでいればまぁV系だ。
これだけで何となくは理解していただけたと思うが、このV系の定義みたいなものは極めて難しい。V系に分類されてるようなアーティストも俺たちはV系じゃねぇ!と拒否するシーンも珍しくない。線引きが難しいのだ。
私なりの意見も含め細かく説明するとel:cidについて書く前に記事が終わってしまいそうなので説明は以上にしておく。
起源を遡ると、V系と呼ばれるようになった最初のバンドがX JAPANなので全ての答えはXに詰まってると言っていいだろう。
el:cid現在のメンバー
当時ボーカルだったShigetaが2020年に再始動することを決め、過去未リリースだった曲を中心に配信を行っているのだが、あくまで名義はel:cidなので現在のメンバーは以下の4名となる。
vo:Shigeta
gu:Kairi
ba:Kenji
dr:Michitaka
Twitterの音源プレゼントキャンペーン
このキャンペーンは、el:cidのTwitterアカウントをフォローし、プレゼントツイートに「いいねor RT」すると音源がもらえちゃうという何とも太っ腹なキャンペーンだ。
記事を書いている現在ではこのキャンペーンは第三弾目に突入しており、第三弾の対象曲は「ペジュマール」
【プレゼント企画第3弾】❗
「ペジュマール」配信スタート‼
【参加方法】このツイートに、
「いいねor RT」&「フォロー」♪【期間】
11月30日まで
◆DMでDLリンクを送ります♪ pic.twitter.com/e8S208iQVH
— : (@e_l_c_i_d) November 11, 2020
ちなみにこの曲は90年代に作成された楽曲を2020年にリミックスとマスタリングをし配信された楽曲だ。
実際に聴いてみたが、なんだか全く新しいジャンルの音楽に出会ったような感覚だった。当時から聴いていた人にとっては懐かしい色が強かったとは思うが、初見の人は同じような感覚になる人が多いんじゃないだろうか。美味いのか不味いのかも分からない未知の食材を口にした、そんな感覚だった。
この太っ腹なキャンペーンがどこまで続くのかは分からないが、いずれにせよどの曲も受け取れる期限は限られてるので興味のある方はお早めにどうぞ。
el:cid再始動後の新曲
2020年に制作された楽曲は配信されているものに限ればこの「Magdala」のみとなる。これから先の新曲の展開は分からないが、少なくとも令和に誕生したel:cidの最初の配信曲はこのMagdalaということだ。
この曲で紹介は以上にしようと思うのだが、いかがだっだろうか。当時のel:cidを知る人にとってこの再始動はさぞ懐かしい気持ちにさせてくれたことだろう。
最後に余談だが、V系で活躍しているアーティストが悲鳴を上げているという噂は数年前から度々耳にする。
時代の流れや流行ファッションの変化もあるだろうが、おそらく一番の要因は歌い手の参入。要するに本来V系路線に進むはずだった人間が歌い手路線にシフトしていってるというのが近年の現状ということだ。
でも歴史は繰り返されるもの。ふとしたきっかけが再ブームの引き金になることなんてザラにある。
私の周りには音楽がなくなったら生きていけないような友達が少数いるのだが、その内の1人が現在V系路線に沼のようにハマってるので今度色々聞いてみたいと思う。
ではまた、ライターのナークでした。