(出典:日刊エンタメクリップ)
みなさんご存知であろうELTことEvery Little Thing。8年連続紅白出場を果たした大御所アーティストだ。
今となっては聴く機会も少なくなったが、昔は本当によく聴いてた。ライブにも足を運んだ。もっちーに恋してた。
そんなもっちーの相方、いっくんこと伊藤一朗。
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まさかこの言葉をいっくんの口から聞く日がくるとは。
目次
結成当初は3人組だったELT
ご存知の方も多いだろうが、スタートは3人組だったELT。
デビュー当時から聴いていた人にとっては3人組のイメージが強いだろうけど、おそらく多くの方はもっちーといっくんの2人組の印象が強いと思う。
2000年にELTを脱退した五十嵐だけど、そのダメージはかなり痛かったみたいだ。だってそれまでのELTの楽曲はほぼ全て五十嵐によって作られてきたのだから。精神的にもかなり負担があったらしい。
そんな負担や不安を抱えつつ、以降は2人で活動を続けることになったELT。
それでも長期に渡り第一線で活躍を続けてきたのだから本当恐れ入る。
ELTの魅力
五十嵐の脱退もそうだが、ELTは個人的にとても苦労が多かったアーティストという印象がある。
デビュー当時のもっちーは今では考えられないくらいセクシーな衣装だったんだけど、本人はそれが嫌でしかなたかったらしい。
もともとはグラビアアイドルだったので事務所がそういった方針で売り出したかったと記憶している。
人気が出てからは好きな衣装を着れることも許され、歌い方に関してもそれまではカラオケで歌うような感覚だったらしいが、誰かに伝えようと想いを込めた歌い方に変化していったようだ。
こうした苦労や変化を経て、より一層魅力的なアーティストへと進化していったというわけだ。
あとELTのライブは本当に魅力的だった。ライブではもっちーがとにかく豹変する。
アホになる気はあんのかいお前らー!とビジュアル系バンドも真っ青にある程オラオラ系へと豹変し、間奏中に前蹴りを連発する。たまにこういった内容もTVで暴露されてたけど、これマジだから。
そしてそんなもっちーを支えるように、普段のおっとりした印象から真剣な顔つきに変わり凄腕のギターを披露するいっくん。
あ、昔のELT熱が入って本題を少し見失ってたけどいっくんが本題でしたね。
そう!近年ではギターを弾く機会も少ななってギタリストの認知も薄くなってきただろうけど、この人の腕前はプロ中のプロ。超一流。
そんないっくんが時代の波に乗り、YouTubeのチャンネルを作った。
YouTuber、いっくん
オレンジ色の中古のつなぎに身をまとい、YouTube界に突如現れたいっくん。
これには驚いた。
しかし私が本当に驚いたのはいっくんがYouTube界に現れたことではない。
バラエティに出演しているいっくんだけを見ている人にはピンとこないだろうが、この人はマジで化物級のギタリスト。近年ではいっくんが何者なのか知らない人も多いらしいね。
おとなしそうでふわふわした印象とは裏腹に、国内ではトップクラスの実力を備えたギタリストなのだ。
だからきっとギターに関することを中心に配信していくチャンネルだと当然思ってたわけですよ。それを望んでるギタリストも大勢いるだろうし、間違いなく需要があるなって。
(出典:【いっくんTV開設!】ELT伊藤一朗 51歳 YouTubeデビュー【これといった特技はない)
1発目に出した動画。
そこのタイトルには「これといった特技はない」と書かれていた。嫌な予感がした。冗談を言いそうなタイプでもないし。
その嫌な予感は的中した。
もちろんギターに関する動画もあげていくだろうし、現にあげられている。しかしだ。
(出典:チョコエッグ スター・ウォーズ2 40個開封!早速シークレットが出た!【前編】)
マジかよ。本当にこれといった特技のないザ・YouTuberみたいな路線でいく気か?もうその路線は渋滞してる。引き返すなら今だぞ。とりあえず声がちっせぇ。
たまにこういった動画を出す程度ならいいだろうけど、今までの動画をみた限りそんな感じではない。
ガチガチの王道YouTuberの道を進もうとしている。そういうのはサブチャンでいいんだいっくん。
頼むから過去の名曲を奏でたり、音楽に関する情報を届けてくれ。
素人に混じってどっきりで演奏してみたとかやってくれ。奏でろ。そしてもっちーを出せ。
幸いYouTubeにはコメント欄があるので、いつかは気づくことだろう。おもしろそうなアプリや商品を探すな、コメント欄を見るんだ。
本人の自由と言われればそれまでだが、ギタリストいっくんの凄さを知るが故の路線変更を希望したい。まぁ、気長に待ってみたいと思う。それでは。