(出典:HMV&BOOKS ONLINE)
リリースされる前のCDに関することって正直記事にできる程情報量はないんですよ。リリース日やタイトル、ジャケット写真が分かった所で世のライターが書ける内容は限られてると思う。
でもこの男に至っては例外。毎回どれだけの考察班を楽しませてくれてることか。
まぁどれだけ考察した所でそこ止まりなんだけどね。だって肝心な答えがないんだもん。このかっけぇアー写本人の頭の中にしか。
米津玄師VS考察班のバトルは米民にとってはもう見慣れてると思うんだけど、本当この男の頭の中はどうなってるんだろうと常々思う。
よく人間は脳を10%程しか使えていないって言うけどそのリミッターは確実に解除されてる。ただでさえ全部を1人でこなすようなアーティストなのに。
さぁ、今回はSTRAY SHEEPについて書いていきます。
目次
1000とハチ日ぶりのアルバム
新しいアルバムが出ます。8月5日。今ギリで作ってるよ。どうぞよろしく💥 https://t.co/ma5z75mxA8
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) June 5, 2020
8月5日にリリースを予定しているSTRAY SHEEPだが、どうやら天才がギリで間に合うかどうからしい。
BOOTLEGから1008日ぶりというこの数字も狙ってきてるんじゃないかとつい考えてしまう。
(出典:米津玄師 MV「Lemon」)
(出典:米津玄師 MV「Flamingo」)
どれもこれも目を疑う程の再生回数。
新曲を含めない6曲の段階で再生回数のトータルが10桁超えという驚異の数字。いずれはこのアルバム収録曲の総再生回数は世界人口の数超えるんじゃねーか?
新曲も9曲収録されてるし、とんでもない豪華なアルバムだよ本当。
PLACEBO + 野田洋次郎
この曲は多分STRAY SHEEPの目玉曲と言っていいんじゃないかなと。
よくこういったコラボがあると俺得でしかない的な意見を見かけるけど、数でみると世間が最も待ち望んでたコラボだと思う。今の音楽シーンにおける最強コラボといっていい。
PLACEBO(プラシーボ)の由来としては、のちにふれるHYPE(麻薬常用者)とPLACEBO(偽薬)の意味に関係してるか、2人がよくしてるCAREERINGのピアス(PLACEBO)に関係してるかのどちらかだと予想されている。
両方の可能性もあるけど個人的には前者かなと。麻薬常用者と偽薬。確実に何か狙いのある匂いがプンプンする。
敬愛してやまない洋次郎さんに参加してもらいました。ありがてえ。よろしくお願い申し上げます。 https://t.co/RPhac3DVhG
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) June 12, 2020
念願のコラボ、本当おめでとうございます。
STRAY SHEEPのジャケット写真
まだリリースされてない段階からこのジャケット一枚で話題の波がおさまらないSTRAY SHEEP。
もちろんジャケット写真も本人作。米津玄師が絵の個展とか開いたら日本中の画家が挫折して次の日から転職考えるんじゃないかな。
もう噂になってることだけど、このジャケット写真の中身の人物は米津玄師本人でほぼ間違いないと思う。猫背の角度とひつじ生まれなのが決定打。
(出典:TOWER RECORDS ONLINE)
他にも目と鼻のオパールが2019年のツアータイトル「脊椎がオパールになる頃」に関係してるとか、左手なのに右を意味するRの文字があったり表情が対称的なピース君がいたりで所々反転してるんじゃないかとか、とにかく考察箇所が多い。
まあ間違っても何の意味もなく適当にデザインされたジャケット写真ではないのは確か。
STRAY SHEEPとHYPE
このタイトル名もね、考察班に対する挑戦状ですよ本当。
ファンの予想を超える程の深い意味を込めたがる一種の病気なんじゃないかと疑う程どの部分も考察箇所が散りばめられてある。
まぁ純粋にこのSTRAYSHEEP(ストレイシープ)を調べてみるとだな。
新約聖書のマタイによる福音書などにあらわれる言葉、「迷える羊」の英語表記。イエス・キリストが神という牧人に導かれる大衆を喩えて言ったもの。日本においては、夏目漱石の小説『三四郎』における美禰子の科白で有名。
(出典:Wikipedia)
新約聖書?マタイによる副音書?
この一行目を見て思ったよね、これに関しての考察は辞退しよって。
STRAYSHEEPの訳としては「迷える羊」。これ以外の情報は見てみないふりをしたよね。でもおそらく見てみないふりをした部分も関係はしてると思う。
それよりも意味深なのが、ジャケット写真の頭部分の文字。
「HYP◯」
Hであろう文字も半分途切れてるし、最後の一文字に至ってはほとんど見えない。
でもこれはさすがに「HYPE」が濃厚。2020のツアータイトル名だしこれはまぁ間違いない。
順当に考えればツアータイトルにもしたHYPEの文字を入れただけで完結なんだけど、それで終わらないのが米津玄師。
少し余談を挟むと、ツアータイトルにもしたHYPEはどういった意味が込められてるのかも当時は結構話題になって、PLACEBOの項目で少し触れた「麻薬常用者」というのはさすがにという観点からも「盛り上がる」とか「夢中になる」といった意味合いで命名されたという所で落ち着いたと記憶している。
単語って使い方で意味合いが全然変わるからね。
話は戻ってHYPEをSTRAY SHEEPのジャケットに記した狙いだけど、「STRAY SHEEP」と関係がある4文字というので記した線が強いと思う。
根拠はSTRAY SHEEPの中にHYPEの4文字が隠れている点。HYPEの4文字を除けば別の単語が作れるという点の2点。
STRAY SHEEPからそのままHYPEをとると「STRASE」ストレース?ストレイス?になるんだけどこのままだと多分意味はなくて、入れ変えることによって様々な単語に変換できるということ。これに関しては種類も多いからどの単語かの断定もできないのでこれ以上の考察は困難。
STRASSEならドイツ語で「道」って意味があるみたいだけど多分これは関係ない。
とにかく、HYPEという単語はSTRAY SHEEPの伏線要素も多く含まれてたと考察ができるわけだ。
何かもう色々とヤバい。そろそろ頭が混乱してきた。考えすぎの部分も多々あるのかもしれない。頭も痛くなってきたし読んでくれてる人も情報量に疲れてきたと思うのでこのあたりで終わりにしときたいと思う。
引退する前に本でもインタビューでも何でも構わないから是非色々と答えをお伺いしたいものだ。
ではまた、ライターのナークでした。