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米津玄師「パプリカ」MVを考察して物語を書いてみた

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(出典:rockinon.com

眠れない夜ってあるよね。
大人になると上手に眠れない日がたまに訪れる。この記事を書いていたのがそんな夜だった。

タイトルにもしてるけど、最初はMVを元に物語を書こうなんて気は全くなかった。だからそれを記事としてあげるかどうかも正直迷った。

一応最後にのせてるけど、どうか期待はしないでほしい。

目次

米津玄師とFoorinのパプリカ

(出典:<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ

このFoorinのMVが公開されて以降、多くの方が米津玄師バージョンを望んだことだろう。

その期待通り、時を経て公開された米津玄師バージョンのパプリカ。

同じ曲なのに、これ程印象の違う曲に仕上がるものなのかと思った。

もちろん歌ってる人も伴奏も違うのだから多少の違いはうまれるのは当然。同じ食材を使って同メニューを作っても人が変われば違う味がうまれる。

でもこのパプリカに関してはそんなレベルの違いじゃなくて、言うなれば隠と陽のような真逆の違い。

Foorinの方の印象が「明るい」や「元気が出る」とするならば、米津の方は「切ない」みたいな。曲の世界観が逆。

曲のアレンジもそうだけど、これにはやはりMVの力が大きく影響しているのだろう。

 

考察からの物語

気がつくと、自分は何でこんなことをしていたんだ?って思うことあるじゃないですか?

部屋の掃除をしていたら昔のアルバムを見つけて、気がついたら数時間思い出に浸っていたような。

パプリカの物語を書いてたのがまさにそんな時間だった。

米津玄師バージョンのパプリカのMVって、どうぞみなさん考察してくださいって言わんばかりの内容じゃないですか。

眠る前にぼんやりMVを見ながら考察してたんだけど全然眠れなくて、気づいたらMVを見ながら物語を書いてた。物語を書いた流れとしてはこんな感じだ。

物語なんて書いた経験もないし、眠れない夜の2、3時間で素人が書いたものなので内容も薄く、短い。まとまりもない。

MVをなぞって書いただけなんだけどこれは物語で合ってるのかな?小説?ストーリー?そこらへんもよく分からない。

周囲の考察や自らの考察も盛り込んだけど、多分妄想に近い。

もうハードルを下げるのはいいよって感じですよね。すみません。

それでは、どうぞ。

米津玄師、パプリカ(MV)の物語

(出典:米津玄師 MV「パプリカ」Kenshi Yonezu / Paprika

時は遡ること194X年8月某日。

これはある港町での物語。

小学校が夏休みになると、毎日のように外で活発に遊びまわる男女の2人の兄弟がいた。

いつものように遊んでいると、その兄弟はある日一人の不思議な少女と出会う。

赤いマントを羽織った茶髪の可愛い少女。

名前すら知らないその少女は不思議な力を秘めており、まるで自分自身が風になったかのように空を自由自在に動き回る。

そんな少女に魅了された兄弟は、多くの時間をその少女と過ごす。

その少女は時折兄弟の自宅にも顔を見せるが、大人達はその少女に反応を示さない。不思議に思う兄弟。

ほら!あの子だよ!と少女を指差しても、大人達はキョトンとした表情。
どうやら大人達にはその姿は見えていないようだ。

夏休みも終わりを迎え、少女との出会いから月日も経過したある日、その少女は広島の原爆ですでに命を落とていたのだと兄弟は知ることになる。

その少女と過ごした当時の思い出が蘇った兄弟は、両手いっぱいの彼岸花を麦わら帽子に詰め、少女と初めて出会った場所へと向かう。
月日は経過しているものの、心は少女と出会った当時に戻っていた。

以降も兄弟は毎年お盆の時期には欠かさず彼岸花を抱え、少女と初めて出会った場所を訪れている。

多くの子ども達から目撃されていたその少女は後に風の子と呼ばれ、平和を象徴する存在として語り継がれるようになりました。

おしまい。

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