(出典:映画『天気の子』公式サイト)
大学生の頃毎週お酒で潰れるような日々をおくってたんだけど、今思えばそれでよかったように思う。その失敗を重ねたからこそ、今落ち着いた飲み方ができてるのだから。
若い頃飲み慣れてないおっさんが酔うと本当にタチが悪い。身体中から理性が消滅している。もちろん全ての人がそうではないが、数々の飲みの場を経験してきた私は身をもって経験している。
RADWIMPSもデビュー当時は相当酒を飲んでいた。ファーストシングルの「もしも」の割と序盤の歌詞に「酔ってたせいもあるけれど」とある。
この頃からすでに酔ってる。でないとあんな歌詞は書けない。この恋愛泥酔状態は4枚目のアルバムの頃までが個人的にピークだと思っていて、近年ではシラフに近い状態まで歌詞が落ち着いている。
もちろん映画の楽曲以来という点が一番の要因と思うんだけど、天気の子に関しては少し違ったんだ。
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映画「天気の子」、feat.三浦透子
もちろん見ました。動員数1000万人こえるとかマジで化物級の映画。これだけ動員数があればおのずと賛否両論意見が分かれるわけだけど、すごいよかったです。4回は見れます。グランドエスケープが大音量で流れた時の鳥肌は今でも忘れません。
流れる楽曲を聴いていて、この女の声の人は誰?楽曲はRADWIMPSだけじゃないの?と思われた方は大勢いたでしょう。
もちろん楽曲を作ったのはRADWIMPSなんだけど、簡単に言うとfeat.(フィーチャリング)ですね。女性の声が入ってほしいという洋次郎の要望でおよそ一年も時間をかけてオーディションで選ばれた女性です。
名前は三浦透子、北海道出身の女優さんです。
歌手としての活動のきっかけはCMに出演した際、ある楽曲のワンフレーズを口ずさんだ歌声が監督の目にとまった、いや、耳にとまったのがきっかけだそう。ちなみに2014年のライオンのCMです。
後から知ったんだけど、2代目なっちゃんとしてサントリーのCMに出てた子だったんですね。当時6歳。そりゃ気づかないわな。
初期RADWIMPSシラフver.
ここ近年でRADWIMPSの楽曲は確実に変化していて、特に歌詞にその変化がみられる。でも今回の天気の子の楽曲の歌詞に関しては、言い回しや伝え方は違うけど、内容的にはなんか昔と似てる部分があるなと思ったんですよ。
天気の子の楽曲の歌詞を見た感じ、あなたが誰よりも一番、そんなあなたの力になりたい。といった想いがすごい伝わってきて。
もちろん映画の内容とリンクしてる要因が強いんだけど、内容の根本は初期の頃の歌詞と近いものを感じたんです。
全然酔ってないし、彼女を神レベルで崇めてないけど、伝えたい内容は似ているなといった感じ。初期の頃シラフver.みたいな。
ます。
4枚目のアルバム、おかずのごはんに収録されてる曲、「ます。」
天気の子を見た後に、自然と「ます。」の歌詞が頭にちらついたんですよ。
ネタバレになる可能性があるのであまり説明はできないけど、「迷わずYOU」してるじゃないですか。
歌詞だけみると割と映画の内容とリンクしてるなと思ったんです。同じこと思った人世界に5人くらいはいるんじゃないかなと。
その映画の為に作られた歌詞なのもあってか、少しだけ昔のRADWIMPSが見えたような気がしました。またレンタルが開始された頃くらいに改めて天気の子はみようと思う。それでは。