何歳から何歳までがおじさんなのか?何度から何度までが適温なのか?
世の中に多く存在するどこからどこまでが問題。
もちろん定義があるものもある。しかしその人によって違うものは多い。個人によって答えは様々。
でもアニソン(アニメソング)に関してはもう答えがあるし、ほとんどの方はその意味を理解している。
そんなことは分かっている。分かったうえで自分なりの線引きを勝手に決めようとしている。
私は変わり者なのだ。
目次
アニソンの意味とは?
主にアニメ作品で使用される主題歌・挿入歌・イメージソングなどの歌曲、楽曲の総称。
(出典:wikipedia)
ありがとうWikipedia先生。
そう、もう答えは出てる。どこからどこまでとか関係なく上記に当てはまる曲は全てアニソンと先生はおっしゃっている。
しかしだ。例えばこんな経験はないだろうか?
好きなアーティストの曲をオススメしたり、カラオケで選曲したりするとする。
「あぁ◯◯の主題歌だね。この曲いいよね。」
「え?これアニメの主題歌で使われてたんだ」
このパターン。私は何度も経験している。
「アニメからその曲に入った者」VS「アーティストからその曲に入った者」の幕開けである。
幕開けと言っても別にどちらが上だとかの討論が始まるわけではない。アニソンでもあり、そのアーティストの曲なんだから争うだけ無駄。
でもこの場合後者には謎のモヤモヤが発生する。
アニソン認定されるのに何故か納得がいかないのだ。
お前はそのアニメが好きなだけなんだろ?どうせ他の曲は知らないんだろ?と理不尽なマウントをとりたくなる時がある。
まぁ言わないけどね。
好きなアーティストの曲なのにこのアニメで使われてることも知らなかったの?と言われれば何も言い返せないのも知っている。
どこまでがアニソン?
【レベル0】
(出典:とっとこハム太郎 OP1 ハム太郎とっとこうた / ハムちゃんず)
そのアニメの為"だけに"作られた曲。
歌詞もそのアニメに関わる名前などが入っているパターンのやつ。
アニソン純度100%のような曲。
【レベル1】
(出典:Butter-Fly / 和田光司 【Animelo Summer Live 2014 -ONENESS- Day 1】)
完全にそのアニメの曲として定着しているが、そのアニメに関わる歌詞などはない曲。
アーティストとしての認知度は薄く、他の曲はほとんど知られていないパターンのやつ。
アニソンとしての認知度だけが一人歩きしているような状態の曲。
【レベル2】
(出典:『僕のヒーローアカデミア』×米津玄師「ピースサイン」スペシャルミュージックビデオ)
アニメの曲としても、アーティストの曲としても定着している曲。
基本的にリリース前で、そのアニメの制作依頼を受けてアーティストが作った曲。
【レベル3】
(出典:BUMP OF CHICKEN「sailing day」)
アニメの曲としても、アーティストの曲としても定着しているが、リリース後にアニメ制作側が起用した曲。
【レベル4】
(出典:【あの花】 secret base ~君がくれたもの~/ZONE 歌ってみた!【あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない】)
リリース後にアニメ制作側が起用するが、すでに休止や解散でアーティスト活動は行っていないアーティストの曲。
すでにアニメ以外の媒体で使われていたり、大人の事情でカバーになっていたりするパターンも多い。
ざっくりした線引きだが、大きく分類するとそんなに外れてはいないと思う。
細かく言えば複数のレベルに当てはまるような曲もあると思うし、説明が曖昧になってる部分もあるが、これが精一杯だった。
参考動画のセレクトに関しては著作権的な要素もあるので大目に見ていただきたい。
結論
改めて言うが、上記の曲は全てアニソンの項目に当てはまる。
それを前提とした上でのあくまで個人的な線引きをする。
レベル0は文句なくアニソン。
レベル1に関しては少し悩むが、認知度の観点からアニソンでいい。
レベル2もアニソン。そのアニメの制作依頼を受けて作った曲ならまぁアニソンになる。
問題は制作依頼を受けて作った曲なのか違うのかの判断が難しい所。
レベル3以降に関しては個人的にはアニソンでなくていいと思う。たまたまそのアニメにマッチしてたってだけで、後出しジャンケン感がすごい。
もちろんこれはOPやEDだけでなく挿入歌やイメージソングなども含めた線引きだ。
書き終えてから言うのもなんだが、自分でも何でこのテーマで記事を書こうとしたのかが分からない。
ではまた、ライターのナークでした。