ギターといえば指やピックで弾くのが一般的とされている。そう作られた楽器なのだから当然だ。
しかしだ。自分の中のパフォーマー精神がうずいたのか、従来では考えられない物でギターを演奏し、注目を集めたギタリスト達がいる。
一体何が彼らをそうさせたのか。自分から難易度をはね上がらせている。
今回はそんなパフォーマー精神溢れた変わり者達を初級、中級、上級に分けて紹介していこうと思う。
目次
初級編
・コイン
これはまだ全然分かる。ピックがなかった場合で身近にあるピックっぽいやつってなったら真っ先に候補にあがりそうだし。
試してみたギター経験者も多いと思う。
しかし、硬化での演奏は貨幣損傷等取締法に違反してしまう可能性があるので注意しよう。
有名なコイン弾き演奏者「Queen(クイーン)のギタリスト、ブライアン・メイ」
・弓
ヴァイオリンとかの弓での演奏。知らない方も多いだろうが割と有名な演奏方法で、ボウイング奏法という名前までついている。ちゃんと市民権を得ている演奏方法なのだ。
指やピックでは出ない独特な音色が出る。
有名な弓弾き演奏者「ジミー・ペイジ」
中級編
・櫛(くし)
あの髪をとく櫛での演奏。
もらった櫛でギターを弾いて遊んでいたのが演奏するきっかけになったそう。
有名な櫛弾き演奏者「Freak Kitchenのギタリスト、Mattias IA Eklund(マティアス・エクルンド)」
このギタリストは、他にも箸とか水道のホースクリップとかでも演奏してる変態なんだけど、櫛での演奏が有名だと思うので櫛を選びました。
・歯
歯弾きのパフォーマンスは何かしらの映像で見たことのある方も多いのではないだろうか?
とにかく見ていて痛々しいというか、口の中がきれてしまうかとても心配。もはやパフォーマンス以外の何でもない。
有名な歯弾き演奏者「ジミ・ヘンドリックス」
上級編
・電動ドリル
このレベルまできたら発想が常人ではない。単純に危ない。実際にライブで披露された時髪がドリルに巻き込まれてた事例もあるし。
まぁドリルの先端にピックがついてるので実際にはピックで音をならしてるんだけど。ちなみにモーターの回転ノイズをギターのピックアップで拾って音を出す手法と2パターンあります。
ドリルの回転を利用することにより人間レベルでは不可能な超高速での演奏が可能となっているわけだが、決して真似はしないようにしよう。
有名なドリル弾き演奏者「MR.BIGのギタリスト、ポール・ギルバート」
・ナイフ
いや、切れる切れる。弦が切れちゃう。危ない以外の何でもないナイフでの演奏。
Blackbirdという曲で鳥のさえずりをナイフで奏でることで再現してます。
発想の切れ味がすごすぎる。
有名なナイフ弾き演奏者「ジェフ・ベック」
最後に
いかがだっただろうか。
私もギター経験者だが、実際にピックがなくて代用品を探した経験は何度かある。ギター経験者は多分一回は経験してるんじゃないかな?よくなくなるんだよ、あいつ。
そんな時試してみてまだマシだったのがトレーディングカード。寿命は短いけどストロークで弾く場合割と弾ける。
昔、マジック・ザ・ギャザリングのカードを何枚かボロボロにした記憶がある。
今回紹介したのはあくまでパフォーマンスでやってるのがほとんどなので、真似はしないようにしよう。