私はギター経験者だが、決してそれを武器に記事を書けるレベルではない。半年もあれば誰もが追い越せるレベルの経験者だ。
なので今回は専門性の高い間違いや勘違いがテーマではない。
アコギとエレキの違いとか、アンプの間違ってた使い方とか、そんなありがちな内容でもない。
普通の人はあまり通らないであろう間違いや勘違いが今回のテーマだ。
今まで恥ずかしくてあまり言ったことがない内容だが、実体験ベースで書いていきたいと思う。
目次
Fコード
ギター初心者の誰もがぶち当たると言ってもいい壁。それがFコード。
これはギターを始める前から耳にしてたし、ある程度の覚悟はしてた。
結果から言うとギターを始めて半年程でFコードを習得したんだけど、その間にとんでもない間違いをしていたのだ。
Fコードはこうやっておさえる。
なるほど。
ちなみにこの太い黒棒部分は人差し指でおさえる。
正解はこういった感じで人差し指を真っ直ぐ伸ばした状態で6本の弦をおさえる。
それに対して私は人差し指の第二関節を曲げて6本の弦をおさえていた。
参照画像がなくて申し訳ないが、お分かりいただけるだろうか?
要するに人差し指の3分の2だけを使って6本の弦をおさえていたのだ。
6本の弦全部をおさえれるかおさえられないかギリギリの戦いを3、4ヶ月続けていた。
マジだ。
これ練習詰んでどうこうできる壁じゃなくないか?
人差し指第二関節より上の長さゲーじゃん。
そう怒りに震えていたのが今思うと懐かしい。
弦の違い
ギターの弦は基本的に6本。
この6本の弦はどれも太さが違う。
一番太い弦と一番細い弦なら当然見分けがつくが、太さが近い弦は目での見分けはつきにくい。
その為、弦の入ってる袋には基本的にそれが分かるように表記してある。
最初に袋から6つ弦を全部出してしまいどれがどの袋に入ってたか分からなくなったパターンは多くの方が経験すると思うんだけど、私はそれ以前の勘違いをしていた。
太さがだいたい同じのやつなら別にどれでも変わらないよね?
こう思っていたのである。
弦を新しいものに取り替えた場合、それぞれの弦が正しい音になるようチューニングといわれる作業をするのだが、そのチューニングで合わせれば別に1弦用の弦と2弦用の弦が逆になっていようが問題ないと思っていたということだ。
この間違いにはさすがに早々気づいた。
無理に音を合わせようとるてるから、チューニングの時弦が切れるのだ。
何度か弦を無駄に切っていくうちに、決められた弦じゃないと正しくチューニングできないんだと気づいた。
左利き用
野球のグローブとかと同様に、ギターにも当然左利き用が存在する。
少し考えたら分かりそうなことだが、何年もの間そんな存在はないと思ってた。当たり前のように全部が同じ(右利き用)だと思ってた。
どんなジャンルでも利き腕と逆の手でやると、こいつはこんなにバカだったのかと愕然とするもの。
だから左利きの人は習得するのがそもそも無理に近い楽器だよなと本気で思っていた。
逆によく年単位でこの事実に気づかなかったのか自分でも不思議に思う。
レンタルの存在
少し方向性はズレるかもしれないが、スタジオで練習する時の話だ。
私は主にアコギ専門でエレキの経験は少ないが、何度かスタジオで練習をしたことがある。
その時使っていたのが、ギター初心者の代名詞Photogenic。
ギターを始める時勢いで買った初心者入門セットのPhotogenicのエレキギターだ。
勢いで買いはしたがほとんどアコギしか使ってなかったのもあり、埃まみれの弦サビサビ状態。
でもこれしか持ってないし、遊び感覚でスタジオに入るだけだし、もうこれでいいやとしぶしぶ使っていた。
レンタルが・・・できるだと?
何で知ったかはもう覚えてないが、最後にスタジオに入ってから数年の時は経っていた。
スタジオによると思うけど、200円くらいでギターのレンタルはできる。しかも初心者用Photogenicより遥かランクの高いギターを貸してもらえる。
もっと早く知りたかったが、せっかく買ったPhotogenicの活躍の場を与えてくれたと思うと後悔はない。
いかがだっただろうか?
もちろん私が天然で調べもしなかったのが要因だが、当時は今に比べて遥かに情報を得る手段が少なかった。
ガラケー全盛期の頃の話だ。
個人的にFコードで同じ間違いをしてた人が存在するのかとても気になる。
ではまた、メロリアンでした。