(出典:号外NET)
みなさん、カラオケはお好きですか?
私は学生時代、2日に1度は通うほどカラオケにどハマりしていた。どこに遊びに行っても結局はカラオケ。他に遊び方を知らなかった。
この頃は好きで音楽を聴くというよりも、カラオケで歌う為に音楽を聴いている所があった。
もちろん今でも飲んだ後に行く定番スポットで、私にとってカラオケはなくてはならない存在だ。
そして私はハコカラなるものに出会ってしまう。
目次
ハコカラとは?
(出典:AEON CINEMA)
簡単に言うと、一曲100円でカラオケが楽しめる設置型のボックスだ。
ありそうでなかったこのタイプのカラオケ。
待ち時間の時間つぶしや、歌いたいけどカラオケ店に行くほどでもないような時、こいつの出番というわけだ。
イオンシネマに映画を見に行った時、偶然こいつを発見した。
あとから知ったんだけど、まだハコカラが設置されてるのは限られたイオンシネマの中だけみたいですね。
最初は何か分からなかったけど、近づいてみるとカラオケと判明。映画上映まであと15分ある。迷うことなく入ってみた。
ハコカラで実際に歌ってみた
実際に中に入ってみると、小さい個室のカラオケ店にきたみたいでテンションが上がった。
入って1分は、うおー!とすげー!しか言ってなかった気がする。初めて都会に来た田舎者みたいにはしゃいでいた。
イスは2つだがヘッドフォンは4つ。
なるほど、基本は2名までだが最大で4名まで入室できる仕様のようだ。
音漏れ防止の為か、ヘッドフォンから聴くタイプのカラオケというわけか、なるほど。
実際にヘッドフォンを装着し、声を出してみる。うん、いい感じだ。
歌い放題とかではないのでこの段階で軽く音量調整。
そして100円を投入し、タッチパネルで曲を選択して予約。
ヘッドフォンでのカラオケは初体験だっから最初は少し違和感があったけどすぐに慣れた。一緒にいた友達にも歌ってもらったけど特に音質に問題なく聴こえた。
もちろんカラオケ店に比べれば多少音質的な部分は劣るかもしれないが、全然気にならない程度だった。
また機会があれば是非利用してみたいと思う。
ひとりハコカラはきつい問題
このハコカラ、電話ボックスと同じで外から中の人の姿が見える仕様になっている。
もちろん壁のデザイン等で多少隠れるよう工夫されているが、実物を見た感想を言うと正直全然見える。
ヒトカラの進化系とか噂されてるようだが、実際に一人で楽しむのは相当ハードルが高いだろう。
あの人ひとりで歌ってる的な周囲の目線がどうしても気になるからだ。ひとり焼肉よりハードルが高い気がする。
おそらくは中の様子が分からないことで予想されるトラブル回避の為に見える仕様にしているのだろうけど、複数人じゃなきゃ入りづらいと思うのが正直な所だ。
中が見えない仕様と防音
利用者目線で見ると、どう考えても中が見えない仕様の方が需要が高い。
利用中は他者に分かり、途中入室されない上手いシステムを考え、中が見えない(限りなく見えない)仕様に改善できたならさらなるヒットが見込めるんじゃないかと個人的には思う。
現実的には難しいのかもしれないけどね。歌わずに休憩室代わりで使うやつとか出てきそうだし。
それが映画館だけじゃなく、旅館とかBARに設置されていったら正直かなり嬉しい。
でもその時に中が見えてしまうと何かさらし者みたいだし、入るのに勇気が伴う気がする。歌ってる姿を知らない人に見られるって普通は抵抗あるから。
あとはやっぱり音漏れの心配かな。
実際に利用者の音漏れが聴こえたわけじゃないから失礼な意見だけど、ここは利用者が一番心配する部分だと思うから。
映画館のフロアは音楽も流れてるから音漏れが分かりづらいのもあったし。
なので改良の余地がもしあるなら防音対策は今後一番力を注いでいただきたい部分だ。
これらを上手に改善、強化できたなら、今後様々な場所でハコカラの活躍の場は増えてくると思う。
これからこのハコカラがどうなっていくのか非常に楽しみだ。