緊急事態宣言で多くのライブハウスやスタジオに影響が出ている今日。
「ライブハウスを無くそう」というハッシュタグをTwitterで見た時は本当に悲しい気持ちになった。
緊急事態宣言のようなケースは特例だけど、このような場合でも何か別の利用用途はないものだろうか。
もちろんこのような業界で働く人達が必死に知恵を絞ってるだろうが、少しだけ考えてみたいと思う。
目次
最初に
結論から言うとないに等しいと思うのが正直な所だ。
音楽の演奏や練習をする為に作られた設備なのだからそもそも議題自体に無理はある。
いや、あるといえばあるんだ。
例えば結婚式などの余興や出し物の練習。ダンスや漫才の練習。会議やセミナー。
外に音が漏れにくい空間なのだから、演奏以外にも必要としている人は沢山いるし、実際に上記のような利用用途を勧めている所もある。
問題は、今回のような緊急事態宣言などが出た場合に何か別の使い道はないのかという所。
不要不急の外出が制限され、人が密集するなどもってのほかという状況での利用用途。
本来人が集まる場所なのだから、その制限を加えての利用用途を考えるのは困難を極めるのはもちろん承知だが、考えてみたいと思う。
音楽スタジオやライブハウスの別の使い道
物置部屋として使う
一番最初に思いついた案だが、これ以上もったいない使い道もないのではないかと思う程の案。
一番の利点である防音が機能していない。
苦肉の使い道だ。
レンタル利用として貸すなら料金の問題もあるし、通常通り機能するようになればもう物置部屋として使う価値はない。あげればきりがない程問題だらけだ。
一瞬防音の利点も考慮し、ペットホテルのような利用用途も頭をよぎったがどう考えても無理がある。考えれば考える程無理がある。なので候補には入れないでおく。
無観客ライブの場所として使う
もうこの無観客ライブというワードは多くの人が目にしてると思うので説明は不要だろう。
しかし、演奏するアーティストや音響に関わるスタッフに配慮すると問題点は多い。
となると全てロボットや機械が行うというアイデアだ。
言うならAI(人工知能)が搭載されたAIバンドによる無観客ライブ。
「はぁ?」
いや、言いたいことは分かる。そもそも今の技術では無理なのかもしれない。
あくまでアイデアの一つだ。落ち着いてくれ。私も色々考えすぎて多分頭がおかしくなってるんだ。
しかし、本当にロボットで結成されたAIバンドが誕生する未来があるのかと想像すると少し怖くなる。
配信部屋として使う
色々考えたがこれが一番現実的かもしれない。
一般の人の出入りが難しい状況なら、そこで働くスタッフなどが配信部屋として利用するといった感じだ。
防音には優れた場所なので、DJ配信や楽器のレッスン配信など、周囲を気にせず音の出る配信が可能。
私の知る限りこういった場所で働く方は楽器に携わる人が多い。
今後のお店のPR活動、有料会員向けのライブレッスン、配信による広告収入など収益化できる道も多い。
人の出入りを極力なくすとするならば、ただ焚き火を映す配信が一時期話題になったように、極力手を加えなくてもライブ配信ができるような配信方法だ。
防音に焦点を当てるなら、鳴ってる目覚まし時計のライブ配信とか。
まぁこれは冗談だが例えばの話だ。
まだ誰も手を出してない需要の高い配信もきっとあるはずなのだ。
最後に
まずはこんな価値が薄いアイデアに目を通していただいたことに感謝したい。
不謹慎に感じる部分があった方は申し訳ない。
私も昔は頻繁に音楽スタジオに通ってたし、ライブハウスにもよく足を運んでいた。
なくなってほしくない想いも重なって何か画期的なアイデアはないかと思って書き始めたのだが、やはり難しい。
もし画期的なアイデアをお持ちの方は是非知恵を貸していただきたい。
ああ・・それにしても・・・早くライブいきてーな。
ではまた、ライターのナークでした。