人間なんてね、行き着く所全員違う生き物なんじゃないかと思うわけですよ私は。
適正な生活リズムも、好みも性格も全員違うわけじゃないですか。
だから女性と男性なんて本当に違う生き物と思うんですよね。
ゆえに性別の違う目線で曲を作るのは相当難易度が高いと思うわけですよ。今回はこのテーマにオスを、いや、メスをいれていこうと思う。
目次
性別の違った目線
(出典:ポルノグラフィティ『サウダージ』/ PORNOGRAFFITTI『Saudade』)
タイトルにもある通り、女性が歌う男性目線の曲、男性が歌う女性目線の曲ってあるじゃないですか?
2つとも言いたいことは同じなので以降は女性が歌う男性目線で統一する。
この名前通りに受け取るなら不可能に近いことなんじゃないかと個人的には思ってる。
だってその女性は男性じゃないしその逆もしかりなんだから。
言い換えるなら、女性が男性の気持ちになって考えた女性目線の曲。
男性ならこう考えるだろうなと予想してるだけであって、あくまで目線は女性なわけですよ。
・・・は?????
って感じですよね。分かります。
もう少し説明させてください。
動物目線と目線のズレ
女性が歌う動物目線の曲。
こう例えて話すと言いたいことは少しは分かってもらえるんじゃないかと。
(出典:藍坊主「 ウズラ」MV)
たまにあるじゃないですか、動物とか昆虫の目線になって作られたような曲。
これはあくまで空想上の目線であって、現実では不可能。
性別の違う目線もこれに近いものがあるんじゃないかなって。
まぁ結局何が言いたいかと言うと、性別の違った目線の曲は本来ズレが起こるんじゃないか言うこと。
例えば女性が思う(男性から)モテる女性像ってスラっとした驚くほど痩せてるファッション雑誌の表紙に載ってるような女性じゃないですか?
でも世の男性が好む女性像は胸もあって程よく肉付きもあるグラビア雑誌に載ってるような女性なわけです。篠崎愛なわけですよ。
そういった比較画像みたいなのも目にした人も多いんじゃないかと。
もちろん全員がそうだと断定したいんじゃなくて、一般的に思考の違いは男女別であるよねって話。
だから女性が歌う男性目線の曲で本当に共感を得れてるのは男性じゃなく女性になると思うんですよね。
確かに男ってそうだよね。そう考えてそうだよねって。
ファッションモデルがモテる目線での曲だから、グラビアアイドルがモテる目線での共感は得づらくなるのが本来自然なはず。
例えが無理矢理だから伝えれてるか不安だけど、ズレが出る理由としてはこんな感じ。
ズレがないならデータ曲
もちろん全部の曲がそうだと言いたいんじゃなく、普通に考えたらある程度のズレは起こって当然だということ。
不可能に近い目線になろうとしてるんだから。
だからもし女性が歌う男性目線の曲で男性の共感を得れるなら、それはデータ曲になるんじゃないかと。
現代は情報化社会。
男女別のあらゆるデータが溢れてるわけですよ。
加えて今まで異性の言動や意見も見たり聞いたりしてるだろうし、曲作りの為に意見を集めたりすることも可能。
だから実際にはその目線になってるんじゃなく、今まで得た異性に対する情報によるデータによって作られた曲なんじゃないかと。
でもまぁそれを女性目線、男性目線と言い換えてるわけか。
あれ?
何か上手く着地しようとしたはずが全然出来なかったな。おかしい。
それに本来はこんな小難しい記事にする予定じゃなかったのに。
言いたいことは書けたはずだけど、文章だけで伝えるのは何年経っても難しい。