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音楽、曲、歌、楽曲、これらの違いや意味を説明したいと思う

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普段から何気なく使ってる言葉でも、その意味、似ている言葉との違いは多少なりともある。

異性への好意を示す言葉でも、好き、愛してる、惚れてるなど様々な伝え方があるが、意味の違いを気にしたことは多分ないだろう。問題は伝わってるか伝わってないかなのだから。

普段どんな「音楽」聴くの?
普段どんな「曲」聴くの?
普段どんな「歌」聴くの?

これらは全て同じことを聞いている。

しかし、多少なりとも意味の違いはあるはずなのだ。今回はそんな細かい所に焦点をあてていこうと思う。

目次

音楽とは?

音を楽しむと書いて音楽。
こういった題目で記事を書くなら避けては通れない「音楽」という言葉。

いきなりで申し訳ないのだが、これが音楽だ!という正しい定義は存在しない。
そう、存在しないのだ。

小学生の頃から授業の項目でも使われてる言葉なので、誰しもが何となく意味を分かってるだろうし、使ったことがある言葉だろうけど、説明するとなると極めて難しい言葉。それが音楽。
幸せって何?と同レベルに難しい。

幸せの定義が人によって違うように、音楽の定義も人によって違うということだ。

イメージとしては、飲食店、コンビニなどが「お店」と呼ばれるように、曲、歌などが「音楽」と呼ばれる総称的な言葉といった感じだろうか。多分それで使い方は合っている。

ただの単調な音でもリズムがついたら音楽と捉える人もいるだろうし、国の文化や時代によっても音楽が示す意味合いは違う。とにかく説明するとなると難しい言葉なのだ。

音によって作り出される「何か」。
「何か」の定義は人によって違う。

これが音楽だ。

 

曲とは?

曲を一言で説明すると、音楽作品。

もっと掘り下げると、「メロディ」「リズム」「ハーモニー」この音楽の三要素と呼ばれるもので構成されたものを基本的に曲と言う。ちなみに日本語にすると旋律(メロディー)、拍子(リズム)、和音(ハーモニー) 。

何かテストに出されるような説明分になったけど、これが曲。

曲と似たようなニュアンスで使われる言葉はおそらく「歌」と「楽曲」。

その違いを次の項目で説明していく。

 

曲と歌の違い

歌はその言葉通り、歌詞があって歌っているもの。

歌があるものも曲と呼ばれるので、ここが違いをややこしくさせている要因だろう。

しかし基本的にというか、多くは曲という言葉の意味に歌は入っていない。
例えばカラオケ店で、好きな「曲」入れてーと誰かに言った場合、この「曲」の意味に歌は含まれていない。

歌がない。つまりは歌詞がない音楽が基本的に曲と呼ばれているものなのだ。

歌詞がない音楽を歌とは言わない。

ちなみに歌詞がないような曲は一般的にインスト(インストゥルメント)と呼ばれてます。一般的という程市民権を得た言葉ではないかもしれないけど。

ここまでで何となくご理解いただけただろうか?

ややこしいのは十分理解している。今この記事を書いている私の眉間には相当シワがよっている。そろそろまとめたいと思う。

歌(歌詞)があろうがなかろうが「曲」と称されるが、歌は、歌(歌詞)がある音楽のみを意味する。

何故歌があっても曲と呼ばれるのかは、歌もその曲の一部とされているから。

曲と楽曲の違い

歌や曲と違って日常会話ではあまり使われない楽曲という言葉。

結論から言うと意味は同じ。

では何故楽曲という言葉が使われているのだろうか?

曲を作る際、大きく分けて「作詞」「作曲」という役割に分かれる。

ここで勘のいい方はお気づきだろう。

日常会話で使う場合、作詞されたものを「詞(歌詞)」、作曲されたものを「曲」と呼ぶことが多い。

ここでの曲に詞は含まれていない。言い換えるとメロディ。しかし、詞を含めた場合でも曲と呼んだりするので違いが分かりづらい。

詞を含めた場合の別の名称、それが楽曲。

作詞が出来た+作曲が出来た=楽曲ができた、といった感じで主には音楽業界で働く人達に使われる言葉というわけだ。

説明は以上。

それにしてもややこしい。
もっと分かりやすい言葉の分け方はなかったのかとつい思ってしまう。

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