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米津玄師「Pale Blue」がもう小説版から映画化された恋愛物語。鍵を握るはエーデルワイス。

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(出典:ORICON MUSIC

YouTubeでPale Blueと検索すると出るわ出るわのカバー動画。本家公開前はやっぱ注目が集まりやすいもんな。否定はしないよ。

でも明らかに本家のMVと見せかけてるサムネとタイトルの動画はいかがなもんかと思うけどね。初速の再生数は稼げても長続きしないよきっと。

検索ワードも「米津玄師」「Pale Blue」に次ぐ第三ワードに「本人」が上位にきてるからね。これがもう色々物語ってる。

 

なんか米津玄師について記事を書くのは久々な気がするな。内容はもちろんPale Blueが中心です。どうぞ。

目次

過去一で音量ボタンが押された日

(出典:米津玄師 Single「Pale Blue」Package

無音なんですよね、コレ。ついに歌声の透明感が人類の域を超えて裸の王様ならぬ声の王様的な世界に入りこんだと思っちまったぜ。

冒頭から意味不明な例え失礼しました。

 

嘘。

最初にみた時はとりあえずスマホの上の音量ボタン連打して、それでも聴こえないからマナーモードの入れ替えをカチカチして、ただテンパって終了でした。

初見で最初から最後まで映像に集中できた人はきっといません。

きっと今まででスマホの音量ボタンが一番押されたのはこの公開日。

なんだろう、なんかそういうデータでもあるんですか?って言われたらないけどさ。まぁそういうまぁことにしておいこう。

 

数分の恋愛映画(小説)

恋がテーマになってる曲もなんか久々な気がするな。恋ダンスに踊らされてたのはこっちだと思った直後にコレよ。不思議なリンクですね。

 

最初このPale Blueを聴いた時ね、正直最初の数十秒は下手な恋愛バラードだなって思ったんです。もちろん歌詞も含めて。

まぁそれも最初のことだけ。今思えばこれから先の展開における必要不可欠な部分。

 

そこからの様々な感情を表現する語彙力とそれに合わせた曲調の変化。予想外の曲調の変化なのに一つの曲としてまとめあげるセンス。

そして「恋をしていた」と過去形で始まったはずが「恋をしている」の現在形で終わる予想外の結末。

 

米津玄師のMVはもう短編映画って言い方をこれまでよくしてきたんだけど、なんか曲と歌詞の組み合わせだけでそれをみせられた感じ。曲が配信された段階では映像はないからBGM付きの恋愛小説といったところか。

構成が完璧すぎて震える。

Pale Blue(MV)について

(出典:米津玄師 - Pale Blue

小説版を読んだ後の映画化。

主演はもちろん米津玄師。ヒロイン役はダンサーの菅原小春。

 

このMVの監督は「Lemon」でも監督を担った山田智和。そう言われれば近しい描写が多い気がする。曲のテーマも似てるしね。

まぁ関わりの深い人物は演奏者含め最後のエンドロールで紹介されてるからこの辺で大丈夫だろう。

 

エーデルワイスと花言葉

歌詞でも登場するエーデルワイスはMVをみても分かる通り、Pale Blueに欠かせない主演級のキーアイテム。

日本でも音楽の教科書に載ったりしてるし一度は耳にしたことのある花だと思う。小学生の頃とか歌ったなー。懐かしい。

 

色んな花言葉がある花だけど、一番有名なのは多分「大切な思い出」。後はスイスなどで男性がプロポーズで女性に贈る花としても有名。

ちなみに名前の由来にも繋がるエーデルワイスはドイツ語の直訳で「高貴な"白"」。

このあたりがおそらく内容を考察する上で重要な要素となってくるだろう。

 

水を持ってる描写等は普通に考えればエーデルワイスに水をあげることを表現した一部だと思う。エーデルワイスにどの花言葉の意味が込められているかはもちろん憶測になるけど、それを枯らさないように。

 

ロケ地も海外を想像させるような場所が多いけどもちろん全部国内。これらの場所もエンドロールでちゃんと紹介されてる。今の現状が収束したらこういった綺麗な場所にも足を運びたいものだ。

ではまた、ナークでした。

-米津玄師

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