(出典:billboard)
米津玄師は天才。いや、もう分かった。これだけ天才という言葉がセットでついてくるアーティストは確かにいねぇよ。
この記事は決して米津玄師が天才だということを否定したいわけではない。米津玄師=天才を大前提とした記事だ。
酔うと自分の事を天才と言う自他共に認める天才。
それを踏まえた上で、天才と呼ばれる理由を本当はみんな知らないはずだよね?という少し性格の悪い疑問をなげかけたような記事を書こうと思う。中身は薄い。読んでいて不快に思う部分もあるかもしれない。だが、私は至って真面目だ。
目次
天才とは何なのか?
天才とは、天性の才能、生まれつき備わった優れた才能のことである。天才は、人の努力では至らないレベルの才能を秘めた人物を指す。天才は、極めて独自性の業績を示した人物を評価したり、年若いのに、あまりに高い才能を示した人への賛辞的形容に使われる。それが、歴史や社会に影響を残すに至ったレベルの人物を指すことが多い。
(出典:Wikipedia)
なるほど、ありがとうWikipedia先生。
天才の意味がやんわり分かった所で話を進めたいと思う。
いやね、実は前々から「米津玄師が天才の理由」的なタイトルで1から10まで米津玄師の天才っぷりを書き連ねた記事を書こうとしてたんですよ。
そういった記事って溢れてるし、色んな人が米津玄師はココが天才だ!と自信満々に主張をしているわけです。そういった意見も参考にすれば正直書けなくもないんだけど、今まで書かなかったのは理解できてない部分が多かったから。
例えば将棋の羽生さんって天才って言われてるけど、どう天才なのか説明するのって難しくないですか?そりゃもちろん「この一手は誰も思いつない。天才だ。」と言ってるプロで活躍してるような解説者は分かってるだろうし説明もできるんでしょう。
でもそんなこと言われてもほとんどの人は分からないわけですよ。測れるモノサシがないから。
話を米津玄師に戻すとだな、米津玄師の曲を聴いてるのってほとんどが音楽を生業にしてるような人ではないじゃないですか。
何をもって天才天才と言ってるの?って思ってる部分は正直あったわけですよ。
由来は分からないけど、周りがそのあだ名で呼んでるから自分もそう呼んでる。学生時代なんかはよくあったと思うんだけど、それに近い感じになってる部分は少なからずあるんじゃないかと。
でも別にこれは悪いことじゃないと思うし、それだけでも理由にはなってしまう。
結局何が言いたいの?うん、そうなるよね。この感情を文章化する難しさに戸惑ってる最中だ。
私自身も天才って言ってしまってるし、昔こんな記事も書いた。
ここまで書いといて何だけど、やっぱ矛盾してるよね。イライラさせてすまない。
ちなみにここで紹介してる天才の理由に関しては、あぁやっぱ天才なんだなと初めて腑に落ちた部分だったのでその部分を切り取って書いた記事だ。この部分を抜粋して紹介してる記事なんか多分コレだけだと思うんだけど、個人的には衝撃だったんだ。
天才と呼ばれる理由
米津玄師が天才と言われてる理由って大きく2つだと思うんですよ。
この部分を深く書くと本当に意味不明な記事になるので簡単にだけ書く。
・作詞作曲のセンス
作曲の基本パターンから外れるような音の組み合わせも一つの曲として完成させる作曲センス。
前世は小説家だったんじゃないかと疑う程の感性溢れる作詞センス。
まぁ大半はこの作詞作曲部分に詰まってるといっていいと思う。
・トータルコーディネート
このサブタイトルは多分間違ってると思うんだけど、要は動画編集やイラスト作成などほぼ全ての作業を1人で行ってるということ。
本来は分担して当然の部分まで1人でこなしてるにも関わらず全てにおいて完成度が高く、独自性に溢れている。
本当に簡単に書いたが大きくは外れてないと思う。
なんだ分かってんじゃんと思われた方もいるかもしれないが、実はそうではい。抽象的な言葉を並べてるだけで具体的な部分にはそんなに触れていない。
技術すげぇ!感性すげぇ!何でもできるのすげぇ!と言ってるだけで中身は薄い。でもそれで当然だとも思ってる。
それだけアーティストにおける天才って分かりにくいというか、モノサシがないと測れない。足が早いとか力が強いとか誰が見ても分かるような分かりやすい天才ではない。
ヒカルの碁でsaiが天才だとヒカルが理解できたのってプロになってからだし、画家のピカソが天才だと理解されだしたのも現役を退いてからかなり後の話。
それなのに、車内で米津玄師の曲が流れた時に横にいる友達に「こんな曲が作れるなんてやっぱ米津玄師天才だわ」とかすました顔で言われるとさ、やっぱ物申したくなるわけですよ。
少し前までよねづげんしって呼んでたやつが何を分かった風に言ってんだ?ってなるんです。
まとめ
こんな終始何が言いたいのかよく分からない文章に付き合ってくれてありがとう。そろそろまとめたいと思う。
まぁあれだ、これだけ多くの人が天才だと認めてるけど、それを具体的に説明したり、分かりやすく文章化するとなると、それなりに米津玄師の天才度を測れるモノサシがないと難しいんじゃないかと言いたかったんだ。
実際に世にでてる米津玄師が天才だと主張する記事もいくつか目を通したが、なんて言うか具体性がないんですよ。天才天才と言ってるだけで実際はそんなに中身には触れてない。
それを理解して説明するとなると、それなりに経験や知識が必要になってくる分野の天才なんだと気付かされた感じだ。
だから私はこのテーマで記事が書けなかった。なぜ天才なのかを本当は理解できていないんだと気づいたから。
ピカソの絵を見て、なんだこの絵?誰でも書けそうじゃん?と理解できないのが本来普通のはずなんです。天才を理解できる人もある種の天才なんだから。
この男、私では計れない。
ではまた、ライターのナークでした。