みなさんの中での堂島考平は一体どういったイメージだろうか?
今は連載も終了してしまったけど、"こち亀(葛飾ラプソディー)歌ってる人"というイメージが強い人はおそらく多いんじゃないだろうか。
私もそうだったし、堂島考平という名前にピンとこなくとも、ほら!こち亀歌ってる人!なっか〜がわ〜にうか〜ぶ〜の!と説明すればだいたいの人は、あぁ!となってくれた。
今回はそんなシンガーソングライターとしての堂島公平を紹介したい。
わけではない。
主にはシンガーソングライター以外の部分を中心に書いていけたらと思う。このお方、本当にすごいです。
目次
ギターを始めて4年でメジャーデビュー
14歳でギターを始め、18歳でメジャーデビュー。
え?メジャーデビューってそんなに簡単だっけ?
幼少期からピアノを習ってたらしいが、この一文だけで才能の匂いがプンプンする。
私も幼少期からではないが小学生になってすぐピアノを習い(長くは続かなかった)、中学卒業くらいのタイミングでギターを始めた。
出遅れてはいるが、スタートは似ている。
でも当然のごとくメジャーデビューのメの字さえ見えたことはない。
個人が自由に情報を発信できる現代でさえ困難なことなのに、当時どんな道のりを歩めばそんなことが可能なのか私には全く分からない。
そして順調にシンガーソングライターの道を歩み、7枚目のシングルで「葛飾ラプソディー」は誕生した。
(出典:葛飾ラプソディー)
そこから多少メディア等で見かけるものの、堂島考平のその後は知らないという人が多いんじゃないだろうか?
ラジオパーソナリティや俳優としての顔を知ってる人はおそらく少ない。
もうやってることは星野源。そのくらいマルチに活動を続けてる。関係ないが雰もどことなく似てる。
時代性×普遍性、アーティスト性×アイドル性を絶妙なバランス感覚で楽曲に落とし込むことができる優れたポップマエストロ
これはとあるコラムで紹介されていた堂島考平の紹介文。
有名音楽雑誌のプロが考えた紹介文。さすがはプロだ。短くかつ正確に堂島考平を説明している。
しかし、あぁなるほど。堂島考平はそういった人物なのかとこの紹介文で理解できた人が一体どれ程いるだろうか?
そのくらいこの短さで堂島考平を紹介するのは困難なのだ。
才能や活躍の場が広すぎて一言では括れない天才、それが堂島考平という男なのである。
幅広い楽曲提供
全部の活動に焦点を当てたらキリがないので、今回は堂島考平が他のアーティストに提供した楽曲を中心にそのすごさを書いていけたらと思う。
逆にこの部分なくして堂島考平は語れない。
堂島考平が楽曲提供をしてること自体は知ってる人は多いと思う。
ちなみに私はKinKi Kidsのカナシミブルーや永遠のBLOODSをカラオケで歌った時に画面に名前が表示されたのをきっかけに知った。
まぁ堂島考平は堂本兄弟にレギュラー出演する程KinKi Kidsと交流が深かったし、知ってたという人も多いだろう。
曲数で言えばKinKi Kidsが一番多いけど、他にも私の知る限り30を超えるアーティストに楽曲提供をしてる。プロデュースもしてるし、学生歌の制作にも携わってる。
シンガーソングライターと並行して提供できるレベルは遥かに超えてるだろう。
でも本当にすごいのはその楽曲提供の幅の広さ。
(出典:A.B.C-Z「Black Sugar」 ミュージックビデオ)
(出典:アンジュルム『愛すべきべき Human Life』Promotion Edit)
全部同じ人が作詞作曲した曲とは思えない。
自身もアーティストとして活動してるならなおさらその色が提供した曲にも反映されて当然だと思うけど、なんというかそれが当てはまらない曲が多い。
さすがは、えっと、何だっけ?
時代性×普遍性、アーティスト性×アイドル性を絶妙なバランス感覚で楽曲に落とし込むことができる優れたポップマエストロ
だ。
加えるなら、テレビ番組の音楽監督やBGM制作を担う顔ももってる。
曲に興味がない人でも、多くの人が何かしらの形で堂島考平が関わる音を耳にしてるのだ。
何かギュッと詰め込んだ記事になってしまったけど、少なくとも"こち亀の人"のイメージしかなかった人の堂島考平に対するイメージは少し変わったんじゃないだろうか。
自身のアーティスト活動でもシンガーソングライター以外にバンドやコーラスの経歴もあるし、ここまでマルチに活動してるアーティストは日本中探してもそうはいないと思う。
ではまた、メロリアンのナークでした。