(出典:GIGA PARK)
これも生活の為。あれも生活の為。日常において生活を忘れるなんて現実的じゃない。
そりゃ叶うことなら全て忘れて1日中好きなことだけをしてたいよね?でも無理だもん。だって生活があるから。
そんな現代社会に問いかけるような「生活は忘れて」というアーティスト名。この段階でセンスを感じる。
目次
バンドと思ったらソロ
曲名かと思ったらアーティスト名だったなんてもう近年では珍しくない。
どのくらいから根付いてきたかは分からないけど、多分世界の終わりが売れ出した頃くらいかな。今はSEKAI NO OWARI表記だけど。
略すなら"セカワス"でいいよね?
いや、それだと生活じゃなく世界は忘れてみたいになるか?いや、ならないか。何を言ってるんだろ。
セイカツハワスレテ。うん、大丈夫そうだ。
バンドじゃなくソロではこういった曲名ちっくなアーティスト名はまだ珍しいと思う。
おそらく最初はバンドだと思った人が大半のはず。SNSの紹介文にもバンドじゃないって書いてたし。自覚はあったんだろうね。今見たらもうその紹介文も変わってたけどさ。
もちろん楽曲制作もほぼ1人。
活動内容もYouTubeやSNSが中心でまさに現代のアーティストって感じ。
少し前まではこういった活動形態も珍しかったはずなのに、今となっては何かマストになってきてる気もする。
曲紹介
(出典:生活は忘れて - 22 (Lyric Video))
個人的にやられたなと感じた一曲。
「綺麗なものだけ」でも少し感じてたけど、何て言うかこのメロディと歌声のアンバランス感。刺さったわ。
歌声に合わせた緩やかで心地いいメロディラインが中心だと思いきやこの裏切りのメロディライン。
(出典:生活は忘れて - throw off (Lyric Video))
2020年2月に最初の曲を投稿してからこういった緩やかなメロディの曲が多かったからね。
(出典:生活は忘れて - 浅めの夜で (Music Video))
イラストによるリリックビデオが中心だけど、これが初となった貴重な実写MV。
最初さ、え?これ生活は忘れて本人?イケメンすぎるんだけど?いや、最初の顔出しがこんな形はさすがにしないかよな?
過去に顔出しをしてたのかは分からないけど、首から下した見たことなかったから最初見た時は色々疑問が走った。
うん、さすがにモデルだったよね。飛葉大樹。
相手役の女性もモデルの山口美月。共に俳優と女優活動もしてる。
知らなかったんだよ。モデル事情に疎いとこういったことってたまにある。マジである。
生活は忘れて(@seikatsu_wasure)ぶらり散歩をしながらアー写の撮影をしました。
「浅めの夜で」ぜひ、ね。
途中で飲んだコーヒーがおいしかったです☕️▷ https://t.co/1ywKpDtjrK#生活は忘れて #浅めの夜で pic.twitter.com/B6oMLnjGpB
— 関口佳代 (@kayoooo_o) December 31, 2020
このMVに合わせてアー写も公開されてたけどこっちだったね。どのみち雰囲気しか分からないけど。ポートレート写真って言うらしいね。
失礼すぎたタイトル
さて最後にタイトルの回収といこうか。
生活を忘れてを聴き始めてからしばらくの間は正直全くそんなこと思わなかったんですよ。
でもある日、車内で生活を忘れての曲だけをリピートしてる時があったんです。そしたら何かRADのカップリングを聴いてるような感じだなって。
RADはシングルも少ないし、有名じゃないアルバム曲と捉えてもらってもいい。
失礼なのは分かってる。どっちとかじゃなくどっちにも失礼な発言なのは分かってる。だから深くは語らない。
そもそも何でもRAD、BUMP呼ばわりする発言はそんなに好きじゃないし、違うといえば全然違う。
これでもwimper歴15年だ。洋次郎ソムリエなるものがあればなれると勝手に思ってるし、ただ私が洋次郎中毒なだけなのかもしれない。
一つだけ加えて言うなら初期の頃のRADじゃない。中期以降の曲。
気が向いたなら是非改めて「22」を聴きに戻ってみてほしい。
ではまた、ライターのナークでした。