(出典:rockinon.com)
私は別に音楽に関する専門的な知識があるわけではない。少しギターをかじってた程度で、アーティストの技術や能力を詳しく説明できるスキルはない。
でも秋山黄色の曲を最初に聴いた時他のシンガーソングライターにはない才能を確かに感じた気がしたんだ。あの引き込まれるような前奏、良い意味で期待を裏切ってくれるリズムの変化。新鮮だった。
王道漫画のような番人受けする曲ではないかもしれないが、何か引き込まれる。カッコイイ。それが最初の印象で、気づいたら耳が秋山黄色を定期的に求めていた。
目次
秋山黄色は売れた
もっと有名になってもいいのに!
なんでもっと売れないの?
こういった意見ってよく見かけるんだけど、秋山黄色も例外ではない。
しかし、よく考えてみてほしい。
メジャーデビューした年にドラマ主題歌や映画挿入歌、アニメのOPも担い、YouTubeでは4桁万回再生されている曲もある。
シンガーソングライター界には米津玄師という圧倒的な存在がいるから2位以下が多少霞んで見えるのかもしれないが、もう確実に売れてるカテゴリーには入っている。
当サイトで秋山黄色に初めて触れたのが2019年8月11日。
この頃にはすでに注目度がすごかったが、売れてるという点に関しては微妙なラインだったと思う。
それからおよそ1年半と考えると異例のスピード。これでもまだ実力が評価されてないとなるとどれ程の期待値を背負ってるのか逆に怖くなる。
【日本テレビ「バズリズム02」】
“2020年コレがバズるぞ!ベスト10”
で秋山黄色(@ILikeAkairo)が13位にランクイン🎉皆さんのおかげです。
ありがとうございます🙇♀️🙇♂️番組内で紹介されたMVはこちら🎥
▶︎秋山黄色「夕暮れに映して」https://t.co/KxHXWCv9RV#秋山黄色#バズリズム#バズリズム02 pic.twitter.com/1E5pkP8pYT— 秋山黄色Staff (@akiyamakiro_stf) January 3, 2020
多くの方が参考にしているバズリズムのランキング。その年にバズると予想されるランキングで、まぁ注目度が高いブレイク直前のアーティストランキングみたいなものだ。
2020年は確かにランクインしていた。
しかし、2021年はどうだっただろう?
そういうことだ。
進化が止まらない
(出典:秋山黄色『Caffeine』)
メジャーデビュー前からインディーズ感を感じさせないMVだとは思ってたけど、クオリティーの上がり方がとにかく止まらない。
普通なら停滞していても十分なクオリティに仕上がってるはずなのにどんどん先に進んでいる。
見る度に新しい発見がある程内容も濃い。
(出典:秋山黄色 『夢の礫』)
2020年はバズリズムの予想を遥かに上回る程多くの注目が秋山黄色に集まった年だと思う。
音楽関係者にとどまらず、多くの大人がその魅力に足を止めた。
曲の系統にも多少の変化が出てきた印象だけど、多くの変化球を習得しただけで本質は変わってない。どれも間違いなく秋山黄色が投げた球だと分かる。
少なくとも昔の方がよかった的な意見は全くない。進化が止まらない。
髪の毛の下の素顔
(出典:秋山黄色『アイデンティティ』)
MVが更新される度素顔の露出が増加傾向にあったが、このMVで初めて秋山黄色と目が合った人は多いだろう。
もちろん素顔を非公開にしてたとかじゃないけど、確信犯の目の隠し方をしていた。
焦らして、焦らして、焦らして、からの目線がバチコン!!!
MV越しにキャーー!!って声聞こえたもん。
髪の毛の下は期待を裏切らないイケメン。
なんか過去の米津玄師のMVを辿ってるようだった。MV越しの目線で女性を虜にしたシンガーソングライター部門では間違いなく2トップだろうよ。
にしても"時計の秒針"部分の歌詞の映像表現は少し鳥肌が立った。
後にして考えてみたら他でもありそうな演出だから先駆者ではないのかもしれないけど、これにはやられたね。
ではまた、ライターのナークでした。