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ヒカリノハコプロジェクトから伝わる音楽への愛、THE BACK HORN山田とCOCK ROACH遠藤が発起人となり創設

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 音楽シーンにおける明るいニュースも減少傾向にある今日。何とか復興しようと日夜戦ってる音楽関係者やアーティストの人達の活動やコメントを目にする度、音楽を聴かない日はほとんどない私にとっては想うものがある。

 

 そんな中2人の男が手をとり、水戸の音楽シーンを活性化させるべく「ヒカリノハコ」プロジェクトを創設した。

 このプロジェクトは今後の水戸の音楽シーンの活性化と水戸から世界へ音楽を積極的に発信できるツールの開発を目的とし、それらの支援のために様々な取り組みを行っていくといったプロジェクトだ。

 

 その第一弾としてコラボ楽曲「命の灯」をリリースするわけだが、その内容も含めこれからどのようにこのプロジェクトの幅を広げていってくれるのだろうか、非常に楽しみだ。

目次

発起人、THE BACK HORN山田将司とCOCK ROACH遠藤仁平

 今回水戸の音楽シーンを活性させるべく手をとりあったTHE BACK HORNボーカル山田とCOCK ROACHボーカル遠藤。

 今の世代の人達には馴染みが浅いアーティストかもしれないが、長年に渡り音楽活動を行い、今なお多くの根強いファンをかかえる熱い2人だ。

 

 THE BACK HORNは1998年に結成して2001年にメジャーデビューを果たして以降日本の邦ロック界を走り続けてきたベテランなので、邦ロックにふれていれば自然とその名前が耳に入ってきたことがあると思う。

 今までこなしてきたライブの数もものすごいので、フェス常連者であれば楽曲自体の知識は浅くともきっとその生演奏を体感したことがあることだろう。

 

 結成時期としてはCOCK ROACHの方が先輩となるのだが、2005年に解散しているので聞いたことがないという方も多いかもしれない。

 2018年に活動を再開するわけだが、アコースティックバンド「無限マイナス」などの活動なども行なっており、遠藤は決してこの期間音楽を辞めていたわけではない。

 COCK ROACHの名に恥じないしぶとさとノストラダムスの大予言を本気で信じていた純粋さが合わさった無類の酒好きロッカーだ。

 

 もともと共にライブを開催したりと長年の交流があった2人。そんな信頼し合う2人だからこそ今回のようなプロジェクトに繋がったんだと思う。

 

第一弾、命の灯

 「ヒカリノハコ」プロジェクトの第一弾としてリリースされる命の灯。

 山田将司/COCK ROACH/MUCC/石崎ひゅーい/松本明人(真空ホロウ)/Akyk(アキユキ)/江沼 郁弥/等、茨城出身アーティストを集めたコラボ楽曲だ。

 この楽曲は映像での販売はなく、8月15日よりヒカリノハコ公式サイトにて音源の配信販売(500円【税込550円】)が開始される。

ヒカリノハコ公式サイト

http://hikarinohako.com/

 

 公式サイトからのダウンロード価格は今後のヒカリノハコの活動支援を含めた価格になっており、9月1日より各音楽配信プラットフォームにて255円(税込)~でダウンロードが可能になる予定だ。

 諸経費を除く売り上げの全ては目的とされる水戸の音楽シーンの活性化や、水戸から世界へ音楽を積極的に発信できるツール開発やそれらの支援として活用される。

 

 公式サイトではヒカリノハコの関連グッズもすでに販売が開始されている。個人的にはエコバッグとマスクに惹かれた。もちろんこれらのグッズの売上に関しても音楽と同様、支援の目的で活用される。

発起人の本人コメント

同郷で20年以上の仲、COCK ROACHのVo.仁平から「元気してるかなぁと思って」と電話があったのは緊急事態宣言の真っ只中でした。

その時に彼と「今、俺たちになにが出来るだろうか、、」そんな会話から『ヒカリノハコ』というプロジェクトが誕生しました。

そして地元にゆかりのあるアーティスト達の大きな愛で、今を、そして未来を照らしてくれる楽曲『命の灯』を作ることができました。

音楽の力を最大限に活かしていく、音楽の可能性を真っ直ぐ信じていく、そんな想いから始まったプロジェクトです。

『ヒカリノハコ』

大切な人が、大切な場所が、生き続けていく為に。

どうぞよろしくお願い致します。

THE BACK HORN

山田 将司

 

 

「まず、このプロジェクトに賛同してくださった同郷のアーティストの皆様、事務所の皆様、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。THE BACK HORN 将司と話している中ではじめは2人で発起した事ですが沢山の方が力を貸してくれました。

こんな時世だからこそ音楽を通してできる事があると考えて行動しています。

隣人と握手をする事すらままならない世の中になりました。

嬉しい時に抱き合う事さえできない世の中になりました。

それでも音楽が人と人とを繋ぐ可能性はこの逆境でこそ広がると信じています。

自分達の故郷や表現場所に対する想い、音楽がバンドや事務所の垣根を越えて、県や国境を越えて、人と人とを繋ぐエネルギーになると確信しています。」

COCK ROACH

遠藤 仁平

 

 

 何て想いの詰まった熱いコメントだろうか。水戸の音楽シーンの活性化だけでなく、これからの音楽シーン全体を盛り上げてくれるであろう力強い言葉の数々。何より音楽に対する愛が伝わる。

 

 公式サイトにも掲載されているが、このプロジェクトに賛同した参加アーティストの数からもヒカリノハコプロジェクトに対する意気込みや2人の人徳が伝わる。きっとこの"ハコ"から多くの"ヒカリ"が発信されていくことだろう。

ヒカリノハコに、光あれ。

ではまた、ライターのナークでした。

 

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